ネットスーパーが広く知られ、利用されているなかで、より身近にあるコンビニは、いまだに自分自身で足を運ぶ店舗、というイメージが大きいのではないだろうか。それほど配送サービスが充実していなかったコンビニも、今後はネット注文・配達も気軽に利用できるようになるかもしれない。今回はセブン‐イレブンが開始した商品配送サービスアプリ「7NOW」について解説していきたい。

2024年度中に全国拡大を目指す

セブン-イレブンの商品配送サービス「7NOWアプリ」が話題 – リアルタイムで在庫表示
(画像=7NOWとは、セブン‐イレブンの弁当や惣菜、日用品など、店舗にあるもの商品を最短30分配達してもらえるサービス、『オトナライフ』より引用)

セブン‐イレブン・ジャパンは2023年9月5日、商品配達サービス「7NOW」向けスマートフォンアプリ「7NOWアプリ」の配信をはじめた。7NOWは2017年10月、北海道で「セブン‐イレブンネットコンビニ」としてスタートし、2022年2月に「7NOW」に名称変更。2023年8月末現在、北海道、埼玉、千葉、神奈川、広島エリアの一部店舗・約5,400店舗に限られているが、2024年度中に全国へ順次拡大を目指す。

気になる価格や配送料だが、商品価格は7NOW独自の価格となっている。さらに、110円(税込)~550円(税込)の配送料がかかる。実店舗で購入するよりも割高だが、最大10カ所の配送先を登録することができ、勤務先などへも配達してもらうことも可能だ。雨の日や、忙しくて自宅や職場から買い物に出られない日などは重宝するだろう。

実際の売り場をみて、商品を選んでいるようなアプリデザイン

セブン-イレブンの商品配送サービス「7NOWアプリ」が話題 – リアルタイムで在庫表示
(画像=注文先店舗の在庫を棚で見ているデザインは、実際に買い物をしているような楽しさもある(画像は「セブン‐イレブン・ジャパン」公式サイトより引用)、『オトナライフ』より引用)

7NOWはWebサイトからの注文だったが、同社によると、よりセブン‐イレブンらしさを伝えるためにアプリ化したとのことだ。商品選択ページはセブン‐イレブンの店舗で買い物をしているかのように、商品棚をイメージしたデザインになっている。さらに「リアルタイム在庫連携」により、注文先の店舗の品揃え・在庫状況に応じて商品が表示され、よりリアル感を味わえる。どうしても食べたい商品が最寄りの店舗になかったとき、セブン‐イレブンのはしごをして探した人もいるかもしれない。

筆者はこの前、美味しいと話題になっていた「ビリヤニ」を求めて3カ所ほど探し回った。アプリ上で他店舗の在庫を確認できるのは便利だ。

商品をお気に入り登録することで、在庫状況がわかりやすくなったり、ユーザーの好みに合わせたクーポン配信や、商品の提案がされたりといった機能も搭載されている。支払いはクレジットカード決済、または、PayPay・au PAY・d払いなどのコード決済に加え、7iDにログインすればnanacoポイントでの利用も可能だ。

若年層を取り込む狙いもあり、サービスを開始した7NOWアプリ。セブン‐イレブンをはじめとするセブン&アイ・ホールディングスのプライベートブランド「セブンプレミアム」が好評なだけに、気軽に配達してもらえるとうれしい、という人も多いだろう。早期の全国でのサービス開始が待たれる。

引用元:【セブン‐イレブン・ジャパン】
引用元:【7NOW(by セブン-イレブン)】

※サムネイル画像は(Image:​「セブン‐イレブン・ジャパン」公式サイトより引用)

文・オトナライフ/提供元・オトナライフ

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