クルマ好き、そして時計好きを魅了する、貴重な逸品が誕生。
ウオッチブランド「タグ・ホイヤー」の「カレラ」コレクションと、ポルシェの名車「ポルシェ911」が今年誕生から60周年を迎える。
タグ・ホイヤーはこれを記念して、新たに「タグ・ホイヤー カレラ クロノスプリント × ポルシェ」コレクションを開発。2モデルを発表した。発売は9月中とのこと。
ポルシェとタグ・ホイヤーのコラボウオッチが誕生
1963年に初登場して以来、「ポルシェ911」は性能・精度・革新を追求し、クルマ好きを魅了し続けてきた。
初代ポルシェ911は、時速100kmまでわずか9.1秒で到達するという記録を樹立。その後のモデルの道を開き、スピードとドライビングダイナミクスに新たな基準をもたらした。
一方で「タグ・ホイヤー」は、同じ1963年に「カレラ」を発表。同モデルはレーシングスピリットと高い機能性を絶妙に組み合わせた逸品で、シンプルかつ視認性の高いデザインで人気を獲得した。
そして60年の歳月が流れた2023年、「タグ・ホイヤー」はポルシェのスピード記録に敬意を表す形で「タグ・ホイヤー カレラ クロノスプリント × ポルシェ」を発表した。
ポルシェ901のスピードをデザインで称賛
同コレクションでは、ポルシェの精度とスピードへの賛辞として、新しいムーブメント「TH20-08」を初めて採用している。
このムーブメントは、ポルシェ901の9.1秒で0から100km/hに到達する加速力を“動き”で表現する。中央針が軽やかに加速してから、60秒かけて減速、そして素早く再スタートするというユニークな動きを繰り返す。
フランジに描かれた赤のラインは初代ポルシェ911へのオマージュで、こちらもクルマの加速力を表現しているほか、時計全体に自動車の世界を思わせるディテールが散りばめられている。
「ダブルグラスボックス」と呼ばれる特別なサファイアクリスタルを採用しているのも大きなポイント。
このグラスボックスは、1970年代にあった同様のドーム型のヘサライトクリスタルをオマージュしたもの。今回のコレクションにおいては、時計の視認性を高め、ケースバックから時計の精密機構を鑑賞できるようにする役割も担っている。
ケースバックからは、ポルシェのアイコニックな3本スポークを再現した特別設計のローターの姿を見ることができる。クルマ好きには嬉しいサプライズだ。
同コレクションには、ステンレススティールとゴールドの2つのエディションがラインナップ。
両エディションとも、ストラップはカーフレザー製となっており、「911」のエンボス加工を施してこだわりを表現している。
ポルシェの歴史と情熱を祝福する貴重なコレクションだけに、多くの人を虜にしそうだ。
「タグ・ホイヤー カレラ クロノスプリント × ポルシェ」商品ページ
(IKKI)
当時の名称は901
※価格は全て税込/予価