社会人になると、これまで接したことのないタイプの人々と接する機会が増え、コミュニケーションの難しさを感じることが増えます。そんなときには、「ソーシャルスタイル理論」を活用してみてもいいかもしれません。
では、その“ソーシャルスタイル理論”の正しい意味は、次のうちどれでしょうか。
①自分と共通点のある人に親近感を抱くというコミュニケーション理論
②2つの矛盾したメッセージを同時に出すことで、自分の利益になるように相手を動かすコミュニケーション理論
③発言や感情表現の方法などの傾向により、人の言動や特性を4つに分類するコミュニケーション理論
答えは…
③発言や感情表現の方法などの傾向により、人の言動や特性を4つに分類するコミュニケーション理論
解説
ソーシャルスタイル理論で分けられる4つのタイプは以下の通り。
(1)周りの発言を待つ+感情が表に出にくい:アナリティカル
(2)自分から発言する+感情が表に出にくい:ドライビング(ドライバー)
(3)周りの発言を待つ+感情が表に出やすい:エミアブル
(4)自分から発言する+感情が表に出やすい:エクスプレッシブ
同理論にのっとって、自分と相手のタイプを知ることで、円滑なコミュニケーションに生かせそうです。
診断を毎度相手に受けてもらうわけにはいきませんが、4つのタイプを詳しく知ることで、相手がどんなタイプなのか見当をつけられるようになるかもしれません。