モータリスト合同会社は、イタリアのミサノで開催されたMoto2GPにおいて、チェレスティーノ・ヴィエッティが2位を獲得したことを発表した。フリー走行1回目から上位に食い込む走りを見せポールポジションを獲得。レースでは、1コーナーから好調なスタートを見せ、1周目を終えるころには早々に2番手となり、最後の最後までトップのポジションを奪取しようと攻めこんだが、結果2位でレースが終了した。同チームは、Moto2の舞台でイタリア初となる表彰台を獲得し、2023年度のMoto GPシリーズに名を残すこととなった。

ファンティック・モーターは、その歴史に新たな 1 ページを加えた
ヴィエッティ、ミサノ(イタリア)で 2 位表彰台を獲得

週末(9/10)、イタリアのミサノで開催された Moto2GP、Fantic Racing チームは歓喜とともに祝賀ムードに包まれた。
ホームグランプリで、チェレスティーノ=ヴィエッティが見事 2 位を獲得したのだ。

チリエ(イタリア)出身のライダーにとって、この週末は最高のものとなった。ヴィエッティは、金曜日に行われたフリー走行 1 回目から上位に食い込む走りを見せて、さっそく土曜日のポールポジションを獲得した。
レースでは、1コーナーから好調なスタートを見せた彼は、1 周目を終えるころには早々に 2 番手につけた。ファンティック・レーシングの No.13 は最速ラップを記録する走りを見せてくれたが、ライバルのペースは思いのほか速かった。ヴィエッティは最後の最後まで、トップのポジションを奪取しようと攻めこんでくれたが、トップライダーをかわそうとしたほんの一瞬、軽い接触が起こってしまい、結果2位でレースを終えている。
オーストリアでの輝かしい勝利の余韻さめやらぬ中、続く好パフォーマンスを演じているファンティック・モーターは、Moto2 の舞台でイタリア初となる表彰台を獲得し、2023 年度の Moto GP シリーズに名を残した。
チームは、次の選手権ラウンドのためにインドに移動する予定だ

チェレスティーノ=ヴィエッティ:
「何て言えばいいか…、ホームで表彰台に登るのはいつも特別な感情を与えてくれるね。今週末のファンの温かい応援は、勇気やパワーだけに留まらず、僕に多くのものを与えてくれたよ。そんな彼らには、本当に優勝をプレゼントしたかった。チームの仕事が素晴らしかったからこそ、トップのアコスタとの差を縮めるべく最後まで戦うことができた。フロントタイヤが熱くなってグリップを失ってしまったのが残念だったけど、それでも全力を尽くすことができたよ。」

ボルハ=ゴメス:
「この週末は、僕にとっては少しややこしいレースになったよ。最初はリズムをつかむのに苦労したけど、土曜日には改善できた。レースは終始、小集団の中で戦いを続ける感じだったけど、それでもいくつか順位を上げることができたしね。次はインドだよ。僕を含む全員がインドでのレースは初めてで、未知の世界ではあるけど、間違いなく頑張るよ!」

リリース提供元:モータリスト合同会社