日本ユニストは、和歌山県の世界遺産・熊野古道中辺路町のコンテナホテル「SEN.RETREAT CHIKATSUYU(セン リトリート チカツユ)」にて、地元産の猪肉を使用したしゃぶしゃぶ鍋の予約を、9月5日(火)から、プラン提供を10月1日(日)より開始する。
屋外テラスでこたつに入りながら、野生の滋味あふれる猪鍋を味わえる、秋冬限定のプランを楽しみたい。
熊野古道の大自然に囲まれたホテルで日常をリセット
「SEN.RETREAT」は、大自然の中でストレスをリセットする「リトリート体験」ができるホテルブランド。そのコンセプトとして「RETREAT 歩いて、遊んで、夢中で休んで」を掲げ、リラクゼーションに満たされ、明日の自分を好きになれる体験を提供する。
同ブランドは、熊野古道の主要な参詣道・中辺路沿いに、宿を4カ所作る計画で、第1弾として、標高300mの山間にある集落・田辺市中辺路町高原で、一棟貸し宿「SEN.RETREAT TAKAHARA(セン リトリート タカハラ)」を一昨年の10月に開業。
そして第2弾として、熊野詣の宿場町として賑わった中辺路町近露に、「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」を、昨年4月に開業した。
同宿は「遊ぶ、微笑む、そしてつながる宿」として、バーベキューができるプライベートガーデン、焚き火を囲めるテラス、宿泊客自身で生地からこねて焼けるピザ窯などを備えている。コンテナ1棟を1つの客室としているため、外から直接部屋に出入りでき、密を避けられる構造になっているのもうれしい特徴。
また「熊野古道を訪れる観光客=トレッキング目的のみ」という現状のイメージを変えるべく、様々な観光目的の人が楽しめる宿作りを目標とする。
地元で獲れた猪肉のしゃぶしゃぶ鍋を堪能
「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」では、各部屋にプライベートガーデンが付いている。その屋外テラスに、撥水加工を施した掛け布団と屋外でもパワフルなヒーターを備えたこたつを設置。
冷え込む季節に、心地よい温もりを感じながら、地元産の猪肉のしゃぶしゃぶ鍋を存分に味わえるのが今回の秋冬限定プランだ。こたつだけでなく、肩から羽織れるブランケット、カイロを人数分用意し、万全の防寒対策をとる。
しゃぶしゃぶ鍋の具材は、猪のロース・バラ肉、田辺市龍神村産の龍神しいたけなどで、出汁は和歌山県すさみ町産の減塩鰹節を使用。また、和歌山県上富田町産の梅果汁を使用した梅ポン酢、和歌山県紀の川市産のゆず果汁を使用したごまだれも用意。風味豊かで多彩な“オール和歌山”の味を堪能できる。
猪肉は代謝を促すビタミンB群が豚肉の3倍、鉄分は4倍も含まれており、栄養補給や疲労回復に最適な食材として知られている。メインの猪しゃぶしゃぶ鍋の他、和歌山県産のみかん、和歌山の酒、ソフトドリンクをオールインクルーシブで楽しめるのも嬉しい。
同プランの料金は、ファミリールーム2名利用時が1名14,500円~、スタンダードルーム2名利用時が1名19,000円~となる。
また同宿は、愛犬と一緒に泊まれる部屋もあり、自由に走りまわれる広々としたプライベートガーデンも付いている。
ひんやりと澄んだ空気の中で、こたつの温もりを感じながら地元食材の猪鍋を堪能し、身も心も温まる。日頃の疲れを吹き飛ばし、心身ともにリラックスできる非日常のひとときを楽しんでみたい。
SEN.RETREAT CHIKATSUYU(セン リトリート チカツユ)
所在地:和歌山県田辺市中辺路町近露1806
(高野晃彰)
※料金は税込