トランプ:フルトン郡に保存されている署名に遡ってその署名の真贋を確認すれば、少なくとも数十万件の偽造された人々の署名が見つかると私たちは考えています。そして私たちはそれが起こるだろうと確信しています。
トランプ:・・私たちに任せてもらえれば、署名検証を行うことができ、何十万もの署名が見つかるでしょう。そして、それを行う唯一の方法は、ご存知の通り過去に行くことです。がし、コブ郡(筆者注:問題となっているフルトン郡とは別の、数え直しをした郡)ではそれをしなかった。あるページを別のページと比較しただけです。署名検証を行う唯一の方法は、11月に署名したものから順に移動することです。最近。そして、2年前、4年前、6年前、あるいは1年前と比較してみて下さい。そして、様々な署名があることが判ります。しかし、彼らが投票用紙を捨てたフルトン郡では、署名さえされていない投票用紙や偽造投票用紙が多数あることが判ります。
ヒルベルト:そうです。そして、これは USPS のデータとあなた自身の国務長官のデータに基づいているだけです。従って、私達があなたに懇願し、お願いしたいのは、妥協と和解の手続きで私達と一緒に座り、登録された有権者IDと登録を実際に行うことです。24,149 が不正確であると納得して頂けるのならそれで結構です。しかし、私達はそれが明らかに 11,779 件を超えていると信じがちです。それ自体で結果を完全に変えるには十分です。ジャーマニーさん、それについてはどう思いますか?
トランプ:署名集計はいつ行うつもりですか、フルトン郡での署名検証はいつ行うつもりですか、あなたは行うつもりだと言っていたのに、今突然それを行わないのですか、いつそんなことやってるの?
ラフェンスペルガーは、3度再集計し1回は手作業で行ったが、ほぼ同じ結果だったなどと述べるのみだった。改めて言うが、そもそもトランプが指摘するように「署名さえされていない投票用紙や偽造投票用紙」を大量に含む投票用紙を何遍数えたところで結果が変わる道理もない。本質は署名の検証だ。
ちなみにフルトン郡の20年大統領選の得票はバイデン38万vsトランプ14万、16年はヒラリー30万vsトランプ12万だった。トランプも2万票増やしたが、バイデンは8万票増やした。ジョージア州法でも署名照合が明文化されているか不明だが、州務長官は理に適う大統領の要求を無視した。
「RITE」は、ブッシュ(子)政権の幹部カール・ローブらによって22年7月に設立され、指導部には共和党全国委員会の主要メンバーやトランプ政権の司法長官ビル・バーがいる。目下、このアリゾナの他にペンシルベニアとウィスコンシンのスイングステートでも、主に郵便投票をターゲットに係争中であり、今後さらに増えると見られている。
今般のアリゾナ州ヤヴァパイ郡の判決が、ペンシルベニアとウィスコンシンでの「RITE」による訴訟やカリ・レイクが負けた知事選、そしてジョージア州のRICO裁判とトランプのJ6議事堂暴動裁判、延いては24年の大統領選にどう影響するのか、大いに注目される。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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