6月は前年比3.0%増と大人しかった輸入車市場だったが、7月の外国メーカー・乗用車の輸入車登録台数は前年同月(15712台)と比べ14.9%増(18054台)と好調な実績となった。1月からの累計でも前年比6.4%増だ。
首位は変わらずメルセデス・ベンツ。しかし、先月4位だったVWが前年同月比160%、3578台を販売し、126台差の2位に。
その他、ランキングで大きな変動はないものの、ポルシェ、ランドドーバーがそれぞれ前年比2倍、3倍の販売と好調だ。
また、下図のランキング外ではあるが、BEVの本格進出が進む中国のBYDが78台で21位まで上がってきている。(韓国ヒョンデは15台)

(画像=8月発売されたポルシェ911 S/T ポルシェ911の誕生60周年を記念した世界限定1963台の特別仕様車、『CAR and DRIVER』より引用)
国産ブランドでは、タイ生産のマーチが販売終了となったものの、代わってキックスが1570台と輸入増となった日産が先月比5ランクアップの5位に上昇している。マツダもタイ工場からの輸入増で前年比10倍の輸入増だ。

(画像=トヨタも前年比2倍以上の登録。殆どがオーストリア生産のスープラだ、『CAR and DRIVER』より引用)

(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
提供元・CAR and DRIVER
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