しかし、ロシアは北朝鮮だけではなく、NATO加盟国でもあるトルコや「BRICS」を通じてはグローバルサウスの国々とも活発に接触を試みています。ロシアは軍事的には苦境ですが、外交的、経済的には活路を見出しています。
ロシアとトルコ首脳が会談、黒海経由のウクライナ産穀物の輸出合意復活に進展なしW6ohg#国際
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) September 4, 2023
南アフリカで開かれていた新興5カ国(BRICS)首脳会議が、加盟国を2024年から6カ国増やすと決めました。上海協力機構も7月、イランを加えたばかり。背景には、新興・途上国を影響圏内に置き欧米との対抗軸を構築したい中国やロシアの思惑があります。FTKojhqS
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) August 29, 2023
また、ロシア国内ではプーチン政権の支持は盤石です。ロシア政府から「外国のエージェント」として認定されている団体によると、ウクライナへの本格的な侵攻がスタートしてからプーチンの支持率は8割前後推移しています。
Pues al que le parezca mucho el 76%, acabo de comprobar en la empresa independiente no gubernamental Levada Center que la aprobación de Putin es aún mayor que la que señala ese tuit: 80% en el mes de agosto.Z0ROp6o pic.twitter.com/kZxQTWBjs2
— Mourinhov (@mourinhov2) August 31, 2023
76%という数字が大きいと思う人のために、独立系非政府機関であるレバダ・センターに確認したところ、プーチンの支持率はこのツイートが示すよりもさらに高く、8月には80%だった。
一見すると北朝鮮への接近で焦りを示しているように見えるロシアですが、戦場以外では上手くやり過ごせているようです。ウクライナにとっては手ごわい相手です。

金正恩朝鮮労働党総書記(Wikipedia)とプーチン大統領(クレムリン公式HP)
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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