しかし、ロシアは北朝鮮だけではなく、NATO加盟国でもあるトルコや「BRICS」を通じてはグローバルサウスの国々とも活発に接触を試みています。ロシアは軍事的には苦境ですが、外交的、経済的には活路を見出しています。

また、ロシア国内ではプーチン政権の支持は盤石です。ロシア政府から「外国のエージェント」として認定されている団体によると、ウクライナへの本格的な侵攻がスタートしてからプーチンの支持率は8割前後推移しています。

76%という数字が大きいと思う人のために、独立系非政府機関であるレバダ・センターに確認したところ、プーチンの支持率はこのツイートが示すよりもさらに高く、8月には80%だった。

一見すると北朝鮮への接近で焦りを示しているように見えるロシアですが、戦場以外では上手くやり過ごせているようです。ウクライナにとっては手ごわい相手です。

金正恩朝鮮労働党総書記(Wikipedia)とプーチン大統領(クレムリン公式HP)

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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