客観的な検証が可能な臨死体験もある
明るい光、トンネル、愛する人たちなど、すでに“あの世”のイメージはある程度共有されているともいえるのだが、そうした背景知識のない5歳未満の子供の臨死体験者も同様の報告をしているということだ。
医師が間違って手にした器具に気づいたという前出の女性のように、後から客観的な検証が可能な臨死体験も少なくない。
ある女性は、馬に乗って山道を走っているときに心神喪失状態になった。彼女の身体は馬から落ちて道端に倒れ込んだのだが、彼女の意識は馬に乗ったままであった。
彼女の意識は馬と一緒に移動して納屋に戻っていったのだが、心神喪失から回復した彼女はこの時に納屋で起こったことについての詳細を語ったのだ。そしてその内容は客観的な事実であることが確認されたのである。

ロング氏は脳に関する多くの研究を読み、臨死体験について考えられるあらゆる科学的説明を検討したが、どれもこれらの現象を完全に説明できないと述べている。
「私は医師です。私は脳の研究を読み、臨死体験について考えられるあらゆる説明を検討しました。肝心なのはどれも信頼性がないということです。この現象については物理的にほとんど説明できません」(ロング氏)
それでもロング氏は反駁できない数々の証拠を前にして、死後の世界は確かに存在するという結論に達したと自信を持って述べている。
科学的に証明することはできないものの、死後の世界が存在することを確信するに到ったロング氏が次にどのような知見に到達するのか引き続き注目していきたい。
文=仲田しんじ
提供元・TOCANA
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