「富士スピードウェイ」では、9月8日(金)~9月10日(日)の期間、「FIA世界耐久選手権 第6戦 富士6時間耐久レース(WEC)」が行われる。
そして開催最終日の9月10日(日)には、エアレース・パイロット 室屋義秀選手によるエアショー「LEXUS PATHFINDER AIR RACING Celebrating Flight for WEC」を初開催。
空のF1とも称されるエアレースの舞台で、ワールドチャンピオンにもなった室屋選手が、同じく世界を舞台に開催されるWECを空から盛り上げる。
世界で戦うパイロット室屋義秀選手によるエアショー
室屋選手は、幼少期よりパイロットを志し、中央大学入学後、航空部でグライダーを始めた。
そして2009年、国際航空連盟(FAI)公認の3次元モータースポーツシリーズ「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ」に初のアジア人パイロットとして参戦。
2016年に開催された千葉大会で初優勝。2017年ワールドシリーズでは全8戦中4大会を制し、アジア人初の年間総合優勝を果たした。モータースポーツのトップカテゴリーでの年間総合優勝はアジア初の快挙となった。
1999年から、福島県のふくしまスカイパークを拠点に活動。東日本大震災での経験や地域の人たちとの交流を通して、復興支援や次世代育成活動を積極的に行っている。
また、日本における航空スポーツ振興のため全国各地でエアショーやイベントを実施。さらに、今年10月には、新たなエアレース「AIR RACE X(エアレース エックス)」参戦も予定している。
「AIR RACE X」は、実際のフライトと最新のデジタル技術を融合させた新たなレースフォーマットにより、これまでにない革新的な競技形式と観戦スタイルを確立させた次世代モータースポーツ。
パイロットたちは、実際に世界各地の拠点でフライトを行い、リモート形式でタイムを競う。そして、観客は遠く離れたパイロットたちのフライトをAR(拡張現実)技術によって間近で観戦できるという仕組みだ。
最新のテクノロジーを駆使して、時間と空間を超えた5次元モータースポーツとして注目を集めている。
「LEXUS PATHFINDER AIR RACING Celebrating Flight for WEC」では、室屋選手がエクストラ330SCを操り、空高く舞い上がる華麗なフライトを披露。室屋ホイール・ハンマーヘッドなど最大で10G、400km/hに迫る速度域で繰り広げられる様々な技を目の当たりにすることができる。
なお、「富士スピードウェイ」では、おススメの観戦エリアとして、グランドスタンドエリア・上段エリア。自由観戦エリア・100Rエリア、アドバンコーナーエリアなどを挙げている。
耐久レース観戦とあわせて、室屋選手ならではの、世界レベルの高度な操縦技術で表現されるアクロバティックフライトを満喫したい。
LEXUS PATHFINDER AIR RACING Celebrating Flight for WEC
会場:富士スピードウェイ
所在地:静岡県駿東郡小山町中日向694
開催日程:9月10日(日)9時50分~10時
飛行機体:エクストラ330SC(JA111F)
(高野晃彰)
※天候などの理由により、安全面が確保できない場合はフライトを中止する場合あり