スタディプラス傘下の「Studyplusトレンド研究所」が、全国の中高生を対象に「おこづかいに関する調査」を実施。日本最大級の学習管理アプリ「Studyplus」ユーザーを通じて、いまどき中高生の気になる“おサイフ事情”の一端が見えてきた。
月のおこづかい、中学生は1,001円~3,000円、高校生は3,001円~5,000円が主流
まず「おこづかいをどのようにもらっていますか」という問いには、「定期的(毎月/毎週等)にもらっている」が65.9%で断トツ。2位は「不定期でもらっている」の21.2%で、「もらっていない」という人も12.9%に及んだ。
気になる金額については、中学生では2,000円以下が半数を占める結果に。中学1・2年生では1,001~2,000円、中学3年生は2,001~3,000円が主流であることがわかった。また、高校生では3,001円~10,000円という人が約6割で、3,001円~5,000円が最多。10,001円以上という人は、およそ1割に及んだ。
放課後にはカラオケに行ったり、ファストフードに寄ったりと、中高生とはいえ、いまどきは何かとお金がかかりそうな気もするが、意外にもらっている額は少ない印象。
そこで「おこづかいやアルバイト以外に『自分の自由に使えるお金を得る』ために行っていることはありますか」との質問には、おこづかいをもらっていない人とほぼ同じ割合の12.8%が「ある」と回答している。なお、どのようなことをしているかというと、「ポイ活」が最も多く40.7%、ついで「ネットフリマ・オークションサービスへの出品」(34.5%)、「アンケートモニター」(13.6%)と続いた。
中には「株・投資・FX・NISA」(5.7%)という回答も。
キャッシュレス決済は身近な存在、意外な貯金志向も明らかに
使うことが多くて、なかなか貯金までは手が回らないかと思いきや、中高生は貯金もしっかりしている様子。「今、貯金はしていますか?」との問いには、7割弱が「している」と回答。
「したいと思っている」人を加えると、9割以上の人は貯金に積極的なことがうかがえる。最近でも物価高騰のニュースがやかましいが、今の中高生たちは物心ついた時から、あまり景気の良い話を聞かずに育っているだけに、しっかりした経済観念を持っているのかもしれない。
ただし、おこづかい帳や家計簿までつけている人は3割弱にとどまっていて、「手書きでノートや手帳につけている」が13.5%、「スマートフォンアプリでつけている」が11.7%という結果になった。
その他、中高生とキャッシュレス・ネットショッピングについても調査した。「自分の自由に使えるお金をスマホ決済サービスで使うことはありますか?」の質問には、中学生の20.1%、高校生の46.4%が「よく使っている」と回答。「ネットショッピングをよく利用する」という人も、中学生では32.3%、高校生では44.5%におよんだ。
また、中学生では25.5%、高校生では36.5%の人が、ネットフリマやオークションサイトを利用したことがあると回答。スマホやネットが身近な環境だけに、中高生にもなるとすでに多くの人がそれらを通じて、お金のやり取りを経験しているようだ。
出典元:【スタディプラス/PR TIMES】
文・オトナライフ/提供元・オトナライフ
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