海外旅行の時、楽しみでもあり悩みでもあるのがお土産。自分用の旅の思い出として買うものや、親しい人に喜んでもらいたくて何か選ぶのは楽しいけど、多くの人に渡す必要があったり義理のお土産はちょっとわずらわしかったりも。
最近は物価の上昇や円安でお財布へのダメージも大きいので、賢く買い物したいですね。一般的に、安いお土産は現地スーパーで！というのは皆さんご存知かと思いますが、たとえば小容量の蜂蜜などものによっては土産物店で買った方がいい場合も。今回の記事では、ギリシャのスーパーで買えるおすすめのお土産を中心にご紹介します。
グルメ食品
蜂蜜
ギリシャのお土産で人気の高い蜂蜜。味・品質ともに抜群のギリシャ産蜂蜜は日本で買うとかなり高価なので、ぜひ現地で買って帰りたいもの。人にあげるなら、いろんな植物から採れた蜂蜜の小瓶が土産物店で売っているのでおすすめですが、容量大きめのものが欲しければスーパーや青空市場が少し安かったりします。
上の写真の右から：右2つはエクサルヒアの青空市場で買ったバニラファー蜂蜜（モミの蜂蜜の一種）、真ん中は別の市場で買ったどんぐり蜂蜜(オーク、ナラの木の蜂蜜)、左はスーパーで売っているアッティキ（Attiki）ブランドの百花蜜です。アッティキブランドはどこにでも売っている蜂蜜ですが、安定の品質とおいしさで古くから親しまれています。。写真の缶入り各サイズほか、パウチ入りや食べ切りミニパックもあるのでバラマキ土産にいいですよ。
食いしん坊さん・料理好きな方におすすめのグルメ食品
オリーブなども人気のギリシャ土産です。オリーブは軽量パッケージのものがいろいろあり、持ち帰りに最適。袋入りや真空パックのオリーブは私も毎回いっぱい買っていきます。また、カラマタオリーブはプラスチックの容器に漬け汁と一緒に詰めたタイプもありますよ。
パクシマディという乾パン（写真左）は、そのまま食べてもサラダに入れたりしても。粗くすりおろすか刻んだトマトをのせ、潰したフェタチーズかフレッシュチーズ（リコッタかカッテージチーズなど）、オレガノ、ケイパー、オリーブなどトッピングしてオリーブオイルをかけた「ダコス」というクレタ島料理にするのがポピュラーです。他にもクラッカーやブレッドスティックのようなスナックは種類が豊富なので、お酒好きな方のおつまみに喜ばれます。
パスタ類も、日本であまり見かけないタイプはお土産によく買って行きます。
ハーブでは、乾燥オレガノはギリシャ料理で一番よく使われるので、お土産にもぜひ。ハーブやスパイスのミックスは中央市場のスパイス屋さんや土産物店の方が種類が豊富です。
ワインビネガーやバルサミコビネガーもフレーバー付きなど種類が豊富。持ち帰りに便利なプラスチック容器のものも多数あります。ケイパーは蕾やベリー（実）は日本でもよく売っていますが、ギリシャへ来たら葉っぱや穂先ケイパーをぜひ味わってみてください。
オリーブオイルは普段使いの大容量が欲しければスーパーで。残念ながらオイルの価格はギリシャでも値上がりしていて、スーパーで売っている低価格のEXヴァージンオイルでも現在1リットル約7ユーロになっています。安いものは揚げ物などに使われるポマースオイルなので注意が必要です。
お菓子
軽くて値段も安いお菓子類は、ちょっとしたお土産にぴったり。
上の写真はギリシャっぽいものをいくつか並べてみましたが、右から時計回りに：ムストクルラ（ぶどう果汁入りの伝統的なクッキーで少しスパイスの効いた味で、カリッとしたタイプとソフトタイプがある）、ハルヴァ（ごまペーストに水飴や蜂蜜などの甘味料を加え繊維状に練って固めたお菓子。ミニサイズがバラマキ土産にぴったり）、クリームサンドビスケット（パパドプロスというメーカーのがデザインも可愛い。レモン味をチョイスしましたが、いろんなフレーバーがあります）、ヴィオランダというメーカーのビスケット（タヒニと呼ばれるごまペーストのフィリングが入った全粒粉ビスケット、ヨーグルトクリームを挟んだ全粒粉ビスケットなど、ギリシャらしいフレーバーがおすすめ）。
この写真に入れ忘れましたが、パステリと呼ばれるごまおこしのようなお菓子（ナッツを使ったバリエーションあり）もお土産にいいです。
ポテトチップス類は、ギリシャではなんと言ってもオレガノ味。塩に次いで、飽きのこない定番です。他にもトマト＆バジル、ヨーグルト＆ハーブなどギリシャっぽいフレーバーを見かけました。
