栄誉ある料理人たちによるフレンチを堪能しよう。
「ザ・ナハテラス」のレストラン「ファヌアン」では、10月28日(土)の一夜限定で、4人の「レ・ディシプル・ド・オーギュスト・エスコフィエ」によるガラディナーを開催する。
同イベントは完全予約制となっているので、参加するなら早めの予約がオススメだ。
エスコフィエの精神を引き継いだ料理人
「レ・ディシプル・ド・オーギュスト・エスコフィエ」とは、現代フランス料理の礎を築いたとされる料理人、ジョルジュ・オーギュスト・エスコフィエの精神を引き継いだ「ディシプル(正統な弟子)」を意味している。日本国内におけるフランス料理の発展のために設立された「日本エスコフィエ協会」から、経験豊かな料理人にのみ、その称号を授与されるフランス料理最高峰の称号の1つだ。
過去にも同ホテルのグループから、2人の「レ・ディシプル・ド・オーギュスト・エスコフィエ」を輩出しているが、コロナ禍の中、一昨年から昨年にかけてこの栄誉ある料理人として更に4人のディシプルが誕生した。
4人のディシプル
ここで、新たに誕生した4人のディシプルを紹介しよう。
上原雅弘(うえはら まさひろ)氏は現在、メインダイニング「ファヌアン」の料理長だ。
末吉孝宏(すえよし たかひろ)氏は、「テイストオブカナダ世界ジュニア料理オリンピック」に出場して金メダルと銅メダルを受賞したほか、「沖縄県調理技能競技大会(氷彫刻部門)」で金賞を受賞するなど、さまざまな賞を受賞している。
又吉真喜(またよし しんき)氏は、長野冬季オリンピック・パラリンピック開催時に、各国のVIPが宿泊したホテルの洋食部門の立ち上げに参加するなど、県外のホテルやレストランで研鑽を積んでいる。
喜納正智(きな まさとも)氏は、1994年に渡仏し、「ジョルジュ・ブラン」や「オテル・レ・ピレネー・シェ・アランビット」など、星付きレストランを中心に計7ヵ所で勤務した経歴を持つ。
4人のシェフによる一夜限りの饗宴
ジョルジュ・オーギュスト・エスコフィエ氏生誕177年にあたる今年の秋、満を持して4人のシェフ達が各々の卓越した技と磨き抜かれたセンスを合わせ、フレンチの妙味を披露する。
同ホテル自慢の自家菜園の豊かな実りをベースに、伝統を重んじながらイノベーティブなフレンチに挑んだ4人の技が見事に調和した、一夜限りの饗宴だ。
当日は、マスターソムリエの平良和志氏が吟味したワインを用意する。