10月1日(日)は「日本酒の日」。10月を示す「酉(とり)」の字が酒を意味する象形文字だったことや、新米シーズンである10月が酒造の1年の区切りになっていた歴史にちなむという。
同日、「日本酒の日」を楽しむイベント「サケフェス2023 at 日本の酒情報館」が東京・西新橋の「日本の酒情報館」にて開催される。燗酒ワークショップ、アート、日本酒カクテル、落語、音楽、そして一斉乾杯など新しい日本酒体験ができる1日だ。
「日本酒の日」限定のワンデーイベント
「日本の酒情報館」は、「國酒(こくしゅ)」とされる日本酒と本格焼酎・泡盛の魅力を“見て・触れて・体験する”ことができる施設だ。
全国約1,700の酒類メーカーが所属し、日本酒業界最大の団体である日本酒造組合中央会が運営する。昨年初めて開催した「サケフェス」には多くの人が来場し、好評を博したという。
当日は、通常提供している日本酒の有料試飲とは異なる「日本酒の日 特別メニュー」と、酒蔵からのおつまみが用意される。商品販売も通常通り実施する。
情報館プロデュースならではの燗酒ワークショップ、アート、音楽、落語などのプログラムを企画。有料イベントはそれぞれ定員があり、イベントプラットフォームpeatixにて事前予約制となる。
12:00~12:45には西荻窪の名店「善知鳥」店主の今 悟(こん さとる)さんによる「燗酒ワークショップ」が開かれる。定員16名で、参加費は2,000円。
13:30~16:00には酒蔵をモチーフにしたイラストレーション「Kura Cat」を描くErica Wardさんの話を聞きながら作品を鑑賞する「アートと日本酒ワークショップ」を開催する。参加は無料で、作品の販売も同時に行う。
14:30~15:20には立川流女流落語家の立川 小春志(たてかわ こしゅんじ)さんによる、日本酒にまつわる落語の鑑賞会が行われる。着席スタイルで日本酒とおつまみが用意され、落語2話を楽しめる。定員20名で、参加費は1,000円。
16:00~16:45には明治チョコレートの様々なペアリングを行っている須田 彩歌(すだ あやか)さんによる「チョコレートと日本酒のペアリングワークショップ」を開催。定員16名で、参加費1,000円。
日の傾いた17:30~18:15には、バーテンダーの深水 稔大(ふかみ としひろ)さんとFever Tree(フィーバーツリー)のコラボによる「日本酒カクテルのワークショップ」が開かれる。定員16名、参加費1,000円で参加者が自分好みのカクテルを作る。
クライマックスは1st ステージ18:30~18:50、2nd ステージ19:05~19:35の2部構成で行われるMUSIC LIVEだ。
キーボード Hiromi★さんとパーカッション 仙道 さおりさんのデュオによる音楽パフォーマンスを日本酒とともに楽しめる。定員20名で、2ステージ分の参加費1,000円。着席スタイルで日本酒とおつまみが提供される。
19:00には「日本酒の日」を祝う一斉乾杯が行われる。古来日本酒は神前に供える神聖なものとされており、「乾杯」には神様の前で人々が心をひとつにする願いが込められているという。
参加者同士、いっそう絆が深まりそうなイベント。親しい人と誘い合わせて出かけてみるのはいかがだろうか。
サケフェス2023 at 日本の酒情報館
日時:10月1日(日)12時~20時
会場:日本の酒情報館
所在地:東京都港区西新橋1-6-15 日本酒造虎ノ門ビル1F
アクセス:東京メトロ銀座線虎ノ門駅 9番出口徒歩3分、東京メトロ千代田線霞ケ関駅 C3出口徒歩4分、都営三田線内幸町駅 A4出口徒歩3分、JR線新橋駅 日比谷口徒歩8分
入場料:無料
その他料金:試飲チケット100円×10枚綴 1,000円、有料イベントへの参加費別途
参加方法:有料イベントはpeatixからの事前予約制
(SAYA)
※価格はすべて税込