9月3日投開票された立川市長選で、立民出身の元都議が自民系と都民ファースト系候補を降して当選。世田谷区の保坂区長が大喜びしている。
東京の西側では、オセロのように旧来型の首長から、市民と共にフラットな参加型の支援で登場する首長が次々と生まれている。中央線沿線では中野区、杉並区、武蔵野市、小金井市、そして立川市と続いた。こうした首長と議員の横断的な連携が「ローカルイニシアティブ・ネットワーク」だ。新しい流れだ。 ERjgDH6rzD
— 保坂展人 (@hosakanobuto) September 3, 2023
首長の交代で、市民が変化を感じるドラスティックな改革も可能となる。「子どもの相談を受ける第三者機関」「公設民営のフリースクール」「公契約条例」と世田谷区で実現してきた政策も、多く実現してくれることだろう。ローカルイニシアティブ・ネットワークも、歓迎したい。FXDBUYdB
— 保坂展人 (@hosakanobuto) September 3, 2023
さて、最近、保坂区長がよく口にする「ローカルイニシアティブネットワーク」とは何だろう。
HPを見ると、世話人には保坂区長のほか、杉並区長や多摩市長、地方議員らが名を連ねている。キャッチには「地域・自治体からのボトムアップ」とあり、自治体を超えた市民・議員・首長の連携を企図しているようだ。
「めざすもの」には、「これまでの「伝統的既得権」と「新自由主義的な公的セクター解体」が交錯する政治構図から、現状をより良く修復し、再生させていく社会包摂型の「いのちの政治」をめざします。」と書かれている。