このような事件はアメリカだけではなく、イギリスや他の国でも起きています。

サービスを提供する人がお客に襲われてしまうのです。またその逆もあり、会社サービスや配達サービスをやる人間がお客を襲うということもあります。

イギリスでは配車サービスの運転手による暴力や強姦事件が起きたため、現在では犯罪歴のチェックやビザ、住所の確認など本人確認が大変厳しくなっています。

さらに配車サービスの許可書を使い回し他人がなりすましてサービスを提供したり、犯罪を犯す例があったために、乗車前に本人を確認するようにという注意が出ています。

またサービス提供側もお客に襲われてしまうことがあるために、お客選びも意外と慎重です。

私の書籍である「何も知らない4 – 前代未聞の事態に揺らぐ価値観」でも指摘しましたが、日本人はとにかく性善主義です。

だいぶチェックは厳しくなっては来ましたが、他の国に比べると平和ボケと言うか甘さがあるので、まだまだだなという気がいたします。

日本も社会が多様化していますし、格差も広がっているので、サービスの提供側そしてお客双方のチェックをもっと厳しくするべきではないかと思います。

またこういったサービスは、一時期はテクノロジーの進化として大変話題になっていましたが、このような安全対策の難しさや規制実施のコストなどを考えると非常に割高で、実はアメリカをはじめイギリスでも以前ほどは騒がれていません。

下火になっているサービスも多く、配達サービスに関しては潰れてしまったところもかなりあります。

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提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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