豊島株式会社は、15歳~49歳の男女1,000人を対象に、インターネット上で「サステナブルファッションに関する調査」を実施しました。
不要になった服は60%以上の人が古着屋やフリマアプリで再利用
近年、服の大量生産・大量廃棄によって地球環境の悪化やアパレル市場の縮小につながる“衣料廃棄物問題”が取りざたされています。
こうしたなか、豊島株式会社が複数回答ありで不要服の処理方法を聞いたところ、最も回答を集めたのは「家庭ごみとして捨てる」の43.1%。ただ、不要な服を古着屋やフリマアプリで売る回答も、それぞれ3割に上っており、個人で衣類の再利用の取り組みに参加している人が一定数いることが推測できます。
不要服の回収は80%が認知
不要服の回収活動については、「知っている」と答えた人は80%以上になりました。しかし、「見たことも持ち込んだこともある」と行動した人の割合は20%弱。不要服の回収は広まってはいるものの、実行に移す人の数には少ない現状が見てとれます。
・認知と知っているが被るので認知を削ります
服の再利用への活動は、半分以上が参加意欲あり
不要服の回収の取り組みに関して、70%以上が「参加したいと思う」と回答しています。1つ前のグラフで紹介した通り、認知度に対して参加している人の割合は50%以上差がありますが、衣類の再利用活動への参加意欲は高そうです。消費者が取り組みに参加しやすい環境を整備していくことが大切なのかもしれません。