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普通免許と中型・大型免許で運転できるトラックの違い
普通免許で運転できないトラックはどうすれば乗れる?
普通免許と中型・大型免許で運転できるトラックの違い

普通免許と中型・大型免許で運転できるトラックの違いは3つ。
- 車両総重量
- 最大積載量
- 乗車定員
トラックに関していえばそもそも人はそれほど乗れないため、関わってくるのは重さに関する項目だけでしょう。
免許区分ごとの運転できるトラック早見表
車両総重量 | 最大積載量 | 乗車定員 | |
普通免許で運転できるトラック | 3.5トン未満 | 2トン未満 | 10人以下 |
準中型免許で運転できるトラック | 3.5トン~7.5トン未満 | 2~4.5トン未満 | 10人以下 |
中型免許で運転できるトラック | 7.5トン~11トン未満 | 4.5トン~6.5トン未満 | 11~29人以下 |
大型免許で運転できるトラック | 11トン以上 | 6.5トン以上 | 30人以上 |
トラックのタイプごとの目安
普通免許で乗れるトラック
軽トラックや4ナンバーサイズの小型貨物車が対象です。
準中型免許で乗れるトラック
宅配会社が使う箱型のトラックが多く該当します。ナンバーは普通貨物である1ナンバー車が対象となり、一番よく見かけるタイプのトラックが準中型車に相当します。
中型免許で乗れるトラック
引っ越し業者や長距離トラックドライバーが多く乗っているタイプの車両。宅配業者が使うトラックより明らかに大きく、見るからに大きなトラックです。
通常ここまでのトラックを運転できれば、ほぼすべてのトラックが運転できると言って過言ではないでしょう。
長距離輸送の仕事以外で使う車ならほとんど運転可能です。
大型免許で乗れるトラック
大型輸送車と呼ばれるトラック。街中で見かけることはあまりありませんが、郊外では日本の物流を支えるために頻繁に走っています。
道路法で定める最大サイズまでの車を運転できるため、タンクローリーや、大型バス、大型の搬送車も大型免許で乗れるトラックになります。(※タンクローリーはけん引免許も必要)
とにかく大きいことが特徴で、長距離ドライバーが乗っているトラックの多くは大型トラックに分類されます。
普通免許で運転できないトラックはどうすれば乗れる?

普通免許で運転できないトラックに乗るには、必要な免許を取るしかありません。
普通免許よりも上位になる準中型・中型・大型免許は取得するための条件があるので、取得前には必ずこれらの条件を満たしているか確認しておきましょう。
取得したい免許 | 取得条件 | 取得できる年齢 |
準中型免許 | なし | 18歳以上 |
中型免許 | 準中型、普通、大特免許のいずれかの免許を取得しており、経歴が通算2年以上の者 | 20歳以上 |
大型免許 | 中型、準中型、普通、大特免許のいずれかの免許を取得しており、経歴が通算3年以上の者 | 21歳以上 |
※警視庁ホームページより一部抜粋
運転免許は上位の免許を持っていれば、下位の免許を取得していなくても運転できます。ですので、“すべての車を運転できるようになりたい”と思っている方は、最上位である大型免許を取得すると、すべての車両が運転出来るようになります。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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