竿の材質はグラスソリッドとチタンが主流

材質はチタン素材とグラスソリッドを使用した竿が主流でどちらも折れにくいのが特徴です。グラスソリッドの方がチタンよりも安いので初心者向きです。

チタンは高価ですが、強度が強く繊細なアタリも手に伝わりやすく、中級〜上級者に好まれます。

価格帯は様々なので自身のレベルにより選ぶ

初心者は1万円以下の入門竿から始めると負担が少なくてよいでしょう。中級者〜上級者になると、1万円以上のモデルから10万円程度のハイスペックな竿もあるので、経験によりレベルアップすると釣りの楽しさも増します。

長く使い込むにはカスタム性が重要

筏竿では、穂先を異なる調子に変更できる「替え穂先」に対応しているモデルもあるので確認してみましょう。1本の竿で異なる釣り方ができるので竿を選ぶ際には対応しているか確認すると釣りの幅が広がります。

初心者におすすめな筏竿3選

ここからは、5,000円以下で購入できる入門竿として優秀なモデルをご紹介。

【オルルド釣具】イカルドA(1.3〜1.5m)

超柔軟性の半チタン穂先を搭載した筏竿です。初心者でもアタリを敏感に感じられるのが特徴。竿の長さを2段階調整可能(20cm)なので汎用性が高く、幅広い状況に対応できます。

リール選びも釣果に大きく左右する

筏釣りでは「片軸リール」か「両軸リール」の2種の内どちらかを主に使用します。

片軸リール

片軸リールはスプール径が大きく、竿の下側にリールを取り付けるので重心が安定しやすいのが特徴です。糸落ちもスムーズで糸癖がつきにくい特性があり、バックラッシュしにくいので筏釣りでは圧倒的な人気を誇ります。

両軸リール

両軸リールは握り込みやすい形状なので、サミングしやすく初心者にも簡単に扱えるリールです。巻き上げのトルクが強いので大型のチヌが掛かっても容易に巻き上げることができます。

自分の釣りスタイルによってリールを選ぶ

両軸リールと片軸とリールの特性をまとめましたので自分の釣りスタイルと照らし合わせて釣りやすい方を選択しましょう。

片軸リール 両軸リール
長所 ・繊細なラインコントロールがしやすい
・竿の下にリールがあるのでバランスが安定している
・巻取りパワーがある
・ギヤ比が高く巻取りが早い
短所

・巻取り速度が遅い
・トルクがないので巻取りに力がいる
・障害物が多い釣り場には向かない

・バックラッシュしやすい
・スプール径が小さいので巻きグセが付きやすい
・竿の上にリールがあるのでバランスが不安定

スタイル 攻めの手持ちスタイル じっくり攻める置き竿スタイル