約半数が、外来診療で「はいはい、もう終わりました」の軽症
もう1点。搬送件数を県民数で割って、どこの県が気軽に救急車を呼んでいるのか試算してみます。全部やるのは面倒なので数が多いところから。
交通事故がどんどん減って、代わりに急病が増えているのがわかる。高齢者の増加によるものでしょう。
救急車を有償にして利用件数を減らさないとシステムが持たない救急車の出動件数はコロナに関係なくどんどん増え続けていた。そして軽症の比率はずっと変わらず半分が軽症だ。
国の収支は破綻寸前だから救急車を増やせと言っても無理。であれば利用件数をいまの8割程度に落とさないとこのペースで搬送数が増えたらすぐに破綻する(もしかしたらもう破綻しているかも)のは明確だから、大至急で決めないといけない。この増加ペースならコロナが無くてもどうせ破綻してました。
対策としては
有償化する
しかない。救急車を呼んだら電話口で「有料になりますがよろしいでしょうか」と言えば、蚊に刺されたとか下痢だとか言うレベルなら「じゃあいいです」っていうでしょう。タクシーより高くないとタクシー代わりに使われるのは変わらないので、5000円〜10000円(原価は5万円超えているそうだ)が適当だと思います。軽症だったら金を取るみたいなのは誰が判定するのかで絶対にトラブルになるから無理でしょう。金額はきちんと専門家が調査したらいくらくらいが正当なのか予測できます。命に関わるならそれくらい払うでしょうよ。
政府与党は大至急、これを決めてほしいんです。どうせ左派政党はまた騒ぎ立てると思うが、はっきりと「このままでは救急車システムが崩壊する」と言うしかない。やるかやらないか、先送りはもう無理だと思います。
実は上海で放射線量計ったら東京の976倍。実は中国の建築資材はめちゃ放射能に汚染されているというのを見まして、Amazonで線量計買いました。安くて評価がよくて、充電できるタイプで小さいヤツ。おもちゃと思えばよろしい、これでいろんなとこを計りたい。特に海外で計ってみたい。みなさんも是非!!中国出張の時に計ってSNSに投稿したら絶対バズりますよ。
編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2023年8月31日の記事より転載させていただきました。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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