「シーイン(SHEIN)」と「フォーエバー21(FOREVER 21)」は8月24日、相互に出資し提携すると発表した。「シーイン」が「フォーエバー21」の運営会社である米国のスパーク・グループの株式の約3分の1を取得し、同グループも「シーイン」の少数株主となる。
2008年に設立された「シーイン」は、特に米国では「ザラ(ZARA)」や「H&M(エイチ&エム)」といったファストファッションを凌ぐ人気で、2022年の売上高は227億ドル(約3兆600億円)に上っているという。「シーイン」のアプリは2022年5月時点で2,700万ダウンロードを超えており、その人気の高さが伺える。
「フォーエバー21」は2019年に経営破綻し、一時は日本市場から撤退したものの、米国のオーセンティック・ブランズ・グループなどが買収し、2023年に日本に再進出している。「シーイン」もすでに日本に上陸済みだ。今後、「シーイン」のECサイトで「フォーエバー21」の商品を世界中で販売する。さらに、商品開発も共同で展開していくと見られる。
文・セブツー編集部/提供元・SEVENTIE TWO
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