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  1. 産業別の労働者数

    前回は毎月勤労統計調査のデータから、日本の労働者数や平均給与(現金給与総額)の推移を眺めてみました。

    一般労働者は人数も平均給与も横ばいですが、給与水準の低いパートタイム労働者は大幅に増えていて、全体としての平均給与を押し下げているという側面がありそうです。

    今回は産業別の労働者数や平均給与の推移を見てみましょう。

    図1 労働者数 5人以上の事業所規模毎月勤労統計調査を基に作成

    図1は、産業別の労働者数の推移です。

    産業は国際産業標準分類(ISICE REV.4)に則って区分されているようです。ただし、公務が除外されています。

    やはり製造業の減少が激しい事がわかりますね。