モトローラ・モビリティ・ジャパンは、折りたたみ式スマートフォン「motorola razr 40 ultra」の発売日が8月25日に決定したことを発表した。当初7月の発売が予定されていたが直前になって延期されていた。かさばらずに持ち運べるコンパクトサイズながら、3.6型の大型アウトディスプレイを搭載し、たたんだままでも、多くの機能を使うことで可能だ。

3.6型アウトディスプレイ搭載。閉じたままでも多彩な機能が利用可能に

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(画像=当初予定より約1カ月遅れでの発売が決定したmotorola razr 40 ultra(画像は「モトローラ」公式サイトより引用)、『オトナライフ』より引用)

新発売となるmotorola razr 40 ultraは、6.9型のメインディスプレイを搭載しながら、半分に折りたためばミニバッグやポケットにもすっぽり収まる大きさに(サイズは開いた状態が約73.95×170.83×6.99mm。閉じた状態が約73.95×88.42×15.1mm)。OSはAndroid 13、プロセッサはSnapdragon 8 +Gen1、メインメモリは8GB、内蔵ストレージは256GBだ。3800mAhのバッテリーを備え、30Wの急速充電、5Wのワイヤレス充電(Qi)にも対応している。おサイフケータイ(FeliCa)には非対応となる。

最大の特徴は、本体外側に搭載された3.6型pOLEDアウトディスプレイだ。これまでの折りたたみスマホの中でも最大サイズで、ほぼ制限なく各種アプリやブラウザなどを利用できる。折りたたんだ状態のまま使える機能が格段に増えたことで、これまで「折りたためること」が最大の魅力でもあった折りたたみスマホを、新しいステージへと押し上げる一台だと言えるだろう。

折りたたみ時の使い勝手のよさは勝るが、背後には強力なライバルが

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(画像=本体を閉じたままでもお気に入りのアプリにアクセス可能。ゲームや動画を楽しめる(画像は「モトローラ」公式サイトより引用)、『オトナライフ』より引用)

本機発売の約1週間後には、サムスン電子の新たな折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip5」の発売が予定されている。こちらも外側のディスプレイが従来の1.9型から3.4型へと大幅に拡大。12種類以上のウィジェット、10種類のアプリに対応している。利用できるアプリに制限がある(たとえば『PayPay』や『X』などは、Galaxy Z Flip5では起動できない)点やディスプレイのサイズ・解像度など、外側のディスプレイの性能ではmotorola razr 40 ultraに分があるものの、本体サイズやチップセットの性能、おサイフケータイ対応といった点では、Galaxy Z Flip5に軍配が上がる。

何より、人気シリーズの最新機種だけに、ユーザーの期待も高い。当初予定から発売が延期された分、先行機種としてのアドバンテージを下げた形となったmotorola razr 40 ultraがどこまで数字を伸ばせるか、注目されるところだ。

引用元:【Lenovo】
参照元:【motorola】

※サムネイル画像は(Image:「モトローラ」公式サイトより引用)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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