常に雲上時計じゃ何かと煩わしいモノです。平時はよくある定番モデルでざっくばらんに過ごすのが良いでしょう。ただし凡庸なスペックでは満足なんかできません。そこで気になる多くのシーンに実にちょうどイイ万能時計。伝統や品格、それに機能性やルックスまで網羅した、完全適度なパーフェクトウォッチをご紹介いたします。

リッチなオジサンのバックアップ時計としてまさに完璧

1970年代に沸き起こったスポーティウォッチのブームを受け登場したジラール・ペルゴの「ロレアート」。リッチ感ある八角のゴールドベゼルにケース一体型のブレスレットを備えたモデルは、現在のラグスポ・トレンドにつながる歴史的な一本。そして待望の本格リニューアルを経たのが、ジラール・ペルゴ創業225年の記念となる2016年。ラウンドに八角形を取り入れた力強いベゼルに加え、クル・ド・パリ文字盤や流麗なH型ブレスレットを奢ったデザインは、まさにラグスポのエッセンスを凝縮させたスペックです。

以来、伝統と品格を重視する時計ファンから根強い支持を受け進化を続けています。そんなヒストリックな定番タイムピースが、昨今ジワジワと人気を広げているというのです。なんでも「ロレアート」がすべてにおいてちょうど良く、生活の隅々にフィットする万能時計であるからとか。

もちろんリッチなオジサンであれば、ブティックに並ぶ間もなくソールドアウトとなる雲上時計は入手済み。しかしソレらは日々実用するには何かと厄介であるのが本当のトコロです。デスクワークに使用したりジムや散歩のときにハメる時計は、別途用意しておくのが賢いと言えるでしょう。もちろん時計ツウのオジサンですから、ステイタスに不足があったり機能がイマイチでは相手になりません。
そういう意味で、最もパーフェクトな存在であるのが、そう「ロレアート」なんです。

研ぎ澄まされたメタルケース&ブレスレットは独自の一体型デザインにより力強くエレガント。スポーティでありつつ過剰な要素がないので、キレイ目なスタイルにも品良く合わせられます。ピラミッド状装飾のクル・ド・パリ文字盤や磨き抜かれたポリッシュハンド、それにインデックスまでしっかり高級時計の手法にて仕立てられており、Tシャツスタイルなど簡素な装いを大人っぽく引き立てるラグジュアリーなオーラを備えているのも特徴。しかも昨今はリッチなフルゴールドモデルをはじめ、モードな装いにマッチするブラックセラミックモデルまでラインナップ。

考えてみれば、気合いを入れるべきシーンは月に1回か2回。それ以外の通常モードの方が断然多いのが実情です。であればスキのないスタイルを構築するためにも時計は複数本用意しておくのが大正解。品格や品質、伝統に機能性、それに汎用性。すべてをほど良く網羅した「ロレアート」こそは、リッチなオジサンのバックアップ時計としてまさにパーフェクト。今なら多彩なコレクションから選び出すことが可能です。

妥協のないムーブメント搭載で納得の所有感

機械は自社製のcal.GP01800自動巻きムーブメントを搭載。優れた信頼性に加え。約54時間のパワーリザーブを保持。シースルーバックからは191個の部品で構成された機械とコートドジュネーブ装飾によるローターが観賞できます。