勝負の世界の中で輝いた日本のパフォーマンス

今W杯でベスト8のステージまで上り詰めたなでしこジャパンは、8月11日に行われたスウェーデンとの準々決勝で惜しくも1-2で敗退。12年振りのW杯優勝という栄光は未来へとお預けとなったが、今大会を通して選手たちは少なからずなでしこジャパンの魅力を、他国の人々にも見せることが出来たのではないだろうか。

グループステージをクリーンシート(無失点)で突破し、結果チャンピオンとなったスペイン相手にも4-0の大勝。そしてなにより試合の中身を覗いてみると、メンバー全体の技術面の高さを知ることが出来た。その証拠とも言える1つに、大会を通じて最多5得点を挙げたMF宮澤ひなたが、大会唯一のゴールデンブーツ賞にも輝いた。

多くの人々は様々な想いを選手たちから得た。同時になでしこ達もまた世界の高さを知り、学び、そして次のステージへと歩みはじめた。なにやら日本の女子サッカーは、これから面白いことになりそうだ。