天草本島の北西に位置する苓北町。
そこにある火力発電所が、工場・要塞マニアの中で絶好のフォトスポットだとされているのは有名です。
そして、もちろんですが
苓北の海の美しさは、筆舌に尽くしがたいものがあります。
何時間でも眺めていられます(←熱中症になるのでやめてね)
そんな苓北町に、
黄緑色のチャンポン
という、言葉だけ聞くとあまり美味しそうにないチャンポンがあるというので、喰らいに行きました。
目次
さっそく黄緑色の正体
実食!
さっそく黄緑色の正体
黄緑色のチャンポンは、苓北町のお食事処「いさりび」にあるメニューです。
店に入ると、なにやら賑やかなお出迎えに会います。
居酒屋ですので、店内はこんな感じ。
座敷もあります。割と多くの人数を収容できそうです。
メニューは定食とかラーメンとかありますが
まぁ、ここに行ったらまず食べてほしいのが
レタスチャンポン。黄緑色のチャンポンです。
黄緑=レタス
苓北町はレタスの名産地。地のモノを生かした、類を見ないチャンポンです。
これ一杯で1日に必要な野菜が取れます。
美味しーヘルシーチャンポンです。
レタスを剥いたら、中からチャンポン出てきました!みたいな写真に期待値高まります。
実食!
やってまいりました
器の端を取り囲むように、レタスが生(映)えています。
なんとなく、葛飾北斎の富嶽三十六景の一枚、
「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」とビジュアルがリンクするのは私だけでしょうか?
みずみずしいレタス。スープの塩分がレタスと絡まると「レタススープ」として全国販売したらどうかと思うほどのナイスマッチング。
レタス以外のお野菜もふんだんに使ってあります。
レタスやもやしのシャキシャキと、麺(ちょい固め)の歯ごたえギャップに脳内が大喜びします。
暑い今の時期に、ちょっと強めの塩味がエネルギーと食欲を与えてくれます。
スープは野菜の水分でも薄まらない濃い目の味付け。
(写真にはスープ残ってますが)全部飲んでしまいました。丼ぶりには「SeaxOh!ちゃんぽん」のプリントが。天草地域13店舗で、ご当地の産品を活かしたチャンポンを作ろうと発足したキャンペーンらしいです。
外に出ると、汗をかいた首筋にあたる潮風が冷たく感じられて、さわやかな気持ちになります。
天草地域は長崎と双璧をなす、チャンポンの聖地と言っても過言ではないと思います。
海鮮チャンポンが結構スポットを浴びがちですが、苓北の名産レタスを使ったレタスチャンポンも是非ご賞味いただきたい!!
追伸:
タイミングが良ければ、
ご近所の奥様方の
カラオケを聴きながらチャンポンを食べられる!
という特典が付きます。
いさりび
住所 | 熊本県天草郡苓北町上津深江383−1 |
---|---|
営業時間 | 昼:11時半~14時 夜:18時半~22時 |
カラオケ | あり |
定休日 | 木曜日&不定 |
電話番号 | 0969-37-0541 |
提供元・肥後ジャーナル
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