目次
安い軽自動車のメリット・デメリット
軽自動車を安く購入・維持するコツ
安い軽自動車のメリット・デメリット
お得に購入できる安い軽自動車。しかしあまりに安すぎる車体はどこか不安が残りますよね。確かに安い軽自動車にはメリットもたくさんありますが、デメリットもあります。
ここでは安い軽自動車のメリットとデメリットについて詳しく紹介。安い軽自動車を購入するときのヒントにしてみてくださいね。
メリット①購入費用が安い
安い軽自動車の最大のメリットといえば、車体の購入費用が安いという点。
購入費用が安ければ、ローンを組まずに購入することもできますし、タイヤやオプションパーツに費用を掛けることもできます。
結果的に少し高い軽自動車を購入するよりも満足感を得やすく、自分好みにカスタムしたい人には特に安い軽自動車がおすすめです。
メリット②気軽に購入できる
軽自動車といえども、近年は車体価格が高騰しており、購入するのも一大決心です。
しかし安い軽自動車であれば経済的な負担も少なく、気軽に購入できるというメリットがあります。
「急きょセカンドカーが必要になった」「次の車を購入するまでの繋ぎが欲しい」このような方にとっては、安い軽自動車は本当に重宝するでしょう。
メリット③気兼ねなく使い倒せる
これは個人差があるかもしれませんが、安い軽自動車は荷物をたくさん積んだり、悪路に入っていったりとハードな使い方をしてもあまり気になりません。
ピカピカの高級車を海や山で汚してしまうのは気が引けても、安い軽自動車なら少しくらい汚れる使い方をしても問題ないと思ってしまいますよね?
実際、同じように考える人は少なくなくハードな使い方をするから、あえて安い軽自動車を購入するという声も多く聞かれます。
アウトドアや荷物の運搬、未舗装路を多く走るなど、過酷な使い方をするなら安い軽自動車は良い相棒になってくれるはずです。
デメリット①訳ありな可能性がある
新車価格が高額であるにも関わらず、極端な値引きがあったり相場以上に安く販売されている車は訳あり車の可能性があるので注意しましょう。
値引きの理由がはっきりしているのであれば、訳あり車でもさほど問題にはなりませんが、中古で妙に安く売られている車で、素性がよくわからないものに対しては注意が必要です。
特に事故歴がある車体や内装が著しく汚れている車など、一見なんてことないように思える車でも、実はマイナス査定が大きかった。なんてことがあるので慎重に購入を検討すると良いでしょう。
デメリット②故障が多いことがある
安い中古の軽自動車によくあるのが故障が多いというトラブル。車体は安く購入できても故障が多いとその分修理費が掛かってしまいます。
いろいろ直しているうちに、“結局高い軽自動車と同じだけのお金を使ってしまった”ということもありますので、安すぎる中古車は購入時に保証の有無などを相談しておくと安心です。
軽自動車を安く購入・維持するコツ
軽自動車がもつ本質は「コストパフォーマンス」の高さです。走行させるのに十分な装備がついていて、壊れにくい耐久性があればそれ以外に求めるべきものはないでしょう。
近年は、走行性能・安全性能・使い勝手に優れた装備が装着されている軽自動車が登場していますが、新車本体価格でも100万円を切る車種も存在します。
この項目では、軽自動車を安く購入・維持するコツを3つの視点で解説しました。
必要最低限の装備だけがついたグレードを選ぶ
1つ目のポイントは「必要最低限の装備だけがついたグレードを選ぶ」。
運転に必要な最低限の装備を選び抜くことが、安く購入するのに繋がります。例えば、車内のエアコンをオートではなくマニュアル式にしたり、ホイールや外観パーツなどを最低限に近いレベルのグレードを選択することが肝となるでしょう。
また、ボディタイプでも車両本体価格に差が出ます。近年流行しているのはスーパーハイトワゴンタイプですが、以前から存在するセダンタイプの車種なら新車でも車両本体価格が100万円を切るなど、手軽に購入できるグレードも設定されているので注目すべきではないでしょうか。
ランニングコストに優れた車種を選ぶ
2つ目のポイントは「ランニングコストに優れた車種を選ぶ」。
購入後のランニングコストを下げたいなら、燃料代やメンテナンス代は安く抑えたいところです。
しかし、燃料代は燃費性能に優れた車を選べばよいですが、メンテナンス代は簡単に抑えられない要素です。とはいえ、メンテナンスの回数を減らすのではなく車両の状態を長く乗れるように維持するには気を抜かずに手入れをすることが重要。
メンテナンス代で工夫できるポイントは、装着されているタイヤ・ホイールサイズが小さいグレードを選んだり、エンジンオイルの使用量が少なくすんだりなどです。細かい箇所にも気遣えると、軽自動車にお金をかけ過ぎず乗り続けられるでしょう。
価格が安い=装備が不足するのを覚悟しよう
上記2つのポイントに加えて、3つ目のポイントは価格が安くなる=装着されている装備が減るという点を理解しなければなりません。
販売価格を抑えるぶん、装備の質感を引き下げたり、贅沢な便利アイテムを省略したりとカットされてしまう箇所が見受けられます。例えば、エアコンの温度調節が自動から手動へ変えられてしまうのもあるようです。
最安値グレードでも省いたアイテムのオプション設定があって追加が可能となるケースもありますが、本来の「安い」という目的から外れてしまうかもしれません。
軽自動車を低コストで維持したいなら、ある程度快適性も割り切ることが重要です。特に、近場のお買い物や短距離の通勤・通学程度でしか使わないのであれば、欠かせない機能がそろっていればよいのではないでしょうか。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
【関連記事】
・【新車情報カレンダー 2021~2022年】新型車デビュー・フルモデルチェンジ予想&リーク&スクープ
・運転免許証で学科試験の点数がバレる?意外と知らない免許証の見方
・今一番危険な車両盗難手口・CANインベーダーとは?仕組みと対策方法
・SNSで話題になった”渋滞吸収車”とは?迷惑運転かと思いきや「上級者だ」と絶賛
・トヨタ 次期型ノア&ヴォクシーに関する最新リーク情報すべて