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おいしいイギリスをリーズナブルに体験する
観光地巡りは行きたいところを吟味!無料の施設を上手にルートに組み込んで

おいしいイギリスをリーズナブルに体験する

「イギリスはまずい」というのは昔の話。しかし、円安やインフレの影響でやはり適当に選んで入ったレストランでの食事が1人50ポンド(約9,000円)ほどしたのにがっかり・・・ということも残念ながらあり得るのが現実です。

以前から、インドと中国からの移民の多いイギリスではインド料理や中華料理がおいしいことは有名ですが、今回はイギリスでイギリスならではの食を楽しむための秘策を3つご紹介します。

1)お目当てのレストランでは「プリシアター」(早割り)メニューを狙う

【イギリス】円安・インフレ!イギリス物価高の現状とイギリス旅行を賢く楽しむ対策法
(画像=『たびこふれ』より引用)

イギリスでも繊細で手の込んだおいしい料理と一流のサービスを提供してくれるレストランはたくさんあります。せっかくの滞在中、お目当ての素敵なレストランに行ってみたい!という場合は、ぜひ事前に「プリシアター」メニューがあるか確認することをおすすめします。

プリシアターメニューというのは「観劇やコンサートなどで劇場に行く前に楽しむ食事」のことでたいてい午後7時ごろまでの提供の場合が多く、またセットメニューで3~4種類の前菜、メイン、デザートのうち2コース、もしくは3コース選べることが多いです。例えばアラカルトのメインが20ポンド(約3,800円)前後のレストランの場合、たいていこのメインの値段の20ポンドでプリシアターだと2~3コース分の値段のことが一般的です。

2)パブでイギリスの家庭料理サンデーローストを楽しむ

【イギリス】円安・インフレ!イギリス物価高の現状とイギリス旅行を賢く楽しむ対策法
(画像=<ボリュームたっぷりのローストビーフ>、『たびこふれ』より引用)

イギリス在の筆者がどこで食べても必ずおいしいイギリス料理としてすべての人におススメするのは「サンデーロースト」です。イギリス旅行中に日曜日が入っている場合、ぜひパブに行って「サンデーロースト」を楽しんでほしいです。

パブの種類によってさまざまですが、10ポンドから25ポンド(1,800円から4,500円)でロースト肉(ビーフ、ラム、ポーク、チキンから選べる)とローストポテト、温野菜などがグレービーソースとともに提供されます。旅行中に不足しがちな野菜も豊富にとれます。

3)ストリートフードマーケット

【イギリス】円安・インフレ!イギリス物価高の現状とイギリス旅行を賢く楽しむ対策法
(画像=<世界各国の料理が本格的に楽しめる>、『たびこふれ』より引用)

食材やストリートフードを中心に扱っているマーケットがイギリス各地で最近は大変人気です。ロンドンのバラマーケットは特に有名で、こだわりの珍しい食材をその場で調理したものを提供しているところも多くあります。またインターナショナル色の強いカリビアンやアフリカンなどの軽食のテイクアウェイなどが楽しめます。

スーパーマーケットでサンドイッチを買うよりは割高になりますが、予算は5~10ポンド(900円~1,800円)でここでしか味わえない食べ物に出会えるでしょう。

観光地巡りは行きたいところを吟味!無料の施設を上手にルートに組み込んで

【イギリス】円安・インフレ!イギリス物価高の現状とイギリス旅行を賢く楽しむ対策法
(画像=<ストーンヘンジ>、『たびこふれ』より引用)

イギリスの定番である世界遺産の入場料も例外なく値段が上がっています。例えば、ロンドン塔は33ポンド(約5,940円)、ウィンザー城の28ポンド(約5,000円)、ストーンヘンジ25ポンド(約4,500円)といった具合です。一生に一度、絶対に行きたいという場所であるならばぜひ躊躇せず訪れてほしいと思います。ただ、入場料のかかる観光地は厳選して、絶対に行きたいところを吟味していかれることをおススメします。

イギリスには無料で入場できる世界的な観光地も数えきれないほどあります。例えば、質、量ともに世界最高峰の大英博物館、ゴッホやモネが揃っているナショナルギャラリー、2015年にオープンした絶景ポイントスカイガーデンなど無料で堪能できるスポットを観光ルートに上手に取り込んでみましょう。