近年は特定の数字を省くことは減少している

駐車場ナンバー、日本人はやっぱりアノ数字を避けたい?オーナーの意外な意向が明らかに
(画像=©akiyoko/stock.adobe.com、『MOBY』より引用)

日本の一部の駐車場では、「9」と「4」が番号表示から省かれていることがあるようです。一部のビルやホテルでも、同様の理由で4階や9階がスキップされているケースがあります。

しかし、実際にパーキングサービス会社に勤める人は、昨今の駐車場の数字について次のように話します。

「近年では、ショッピングモールなどの駐車場は、車のナンバーをカメラで認識する仕組みが多く、止めた番号で精算する方法は減少しています。そのため、特定の数字を省くことは減ってきている傾向にあると感じます。

その一方で、小さな駐車場などの場合は、まだまだ番号で精算することが一般的です。その場合、オーナーの意向で4や9の数字を省きたいと言う意見は見受けられます。

とはいえ、小規模の駐車場は、相続などで土地の活用方法に困っている下の世代から、駐車場会社に運営の委託を受けるといったケースもあり、数字に対して心理的な思い入れなども減ってきていると考えています。」

このように、駐車場の番号表示で「9」や「4」が抜けている理由は、人々の感情や縁起を担ぐ文化に由来しています。

しかし、近年では駐車場の技術も進化を遂げていることから、番号での精算が減少していると言えます。このような背景もあり、番号の縁起担ぎ自体、減ってきているのかもしれませんね。

文・Schnux/提供元・MOBY

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