排水溝周りにはスパイス袋!
もう一つ、私の採り入れている虫対策がスパイスの活用です。ゴキブリが嫌いな匂いと言われているクローブやクミンを、茶袋に詰めて手製のスパイス巾着を作成。キッチンの戸棚や排水溝周りに置いておきます。
クローブやクミンシードは、市販のものをネットで注文しています。購入から2年以上経ちますが、変わらず香りを漂わせているので、中身は交換せずに置きっぱなしで使っています。ミントやハッカの方が虫除け効果は高いらしいのですが、ハーブ類とのダブルパンチでなんとかゴキブリとの遭遇を防げないかなと期待しています。
スパイス全般が虫除けに効果があるわけではなく、逆に虫を寄せ付けてしまうスパイスもあるので注意が必要です。例えば粉状のミックススパイスやコリアンダー、カレーパウダーなどは虫が湧きやすいスパイスの代表格です。また山椒はゴキブリの大好物なので、保管の際は密閉した容器に入れて匂いが漏れないようにすることが必要なんだとか。

市販のクミンシードを詰めるだけ!、『BCN+R』より引用)
寛大な心とちょっとの工夫で田舎暮らしをより楽しく!
ちなみに、ゴキブリやムカデよりもクモが嫌いと言う人もいますが、我が家では大切な同居人としてクモは絶対に殺さないというルールを設けています。ちょこまかと壁を走る家グモや脚長クモが、家の中や外壁に張り付いているのを毎日見ますが、お互い干渉せずに暮らしています。
以前、開いた手のひらぐらいのガッチリとしたアシダカグモが天井の隅にくっついているのを見つけて、流石に心臓が止まるかと思いました。彼らはゴキブリを食べてくれる益虫で、「軍曹」「ゴキブリハンター」の異名を持つクモとのことだったので、いつもありがとう!とお礼を言ってそのままにしていたら、いつのまにかどこかに行ってしまいました。
古民家での生活は大変なことやびっくりすることも多々ありますが、「まぁ、こんなもんか」と寛大な心でやり過ごすことが大切です。もちろん嫌な虫とはできれば遭遇したくないので、楽しみながらできる工夫を採り入れながら、四国のエキサイティングな暮らしを引き続きエンジョイしていきたいと思います。(フリーライター・甲斐りかこ)
■Profile
甲斐りかこ
徳島在住のライター、イラストレーター。千葉県出身。オーストラリア、中南米、インド・ネパールなどの旅を経て、2018年に四国の小さな港町へ移住。地域活性化支援企業にて、行政と協力した地方創生プロジェクトの広報PR業務に従事。21年よりフリーランスとなり、全国各地の素敵なヒト・モノ・コトを取材しています。
提供元・BCN+R
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