株式会社秀和システムは9月7日(金)、米国出身で「日米ネイティブ」として英語の指導をしているデイビッド・セイン氏の新刊『英語 ネイティブが使うのはたった15動詞!』を発売します。
ネイティブは語彙には頼らない?
同著によると、英語ネイティブは会話において語彙には頼らず、会話のほとんどでは簡単な単語を使っているとのこと。make、get、haveなど15の動詞が主に使われるそうです。
たとえば、会話で「わかりましたか?」と聞く時は、「Did you understand it?」ではなく、ネイティブはほぼ「Did you get it? 」を使うと指摘。返事もほぼ「OK, I got it.」なんだとか。
いろいろな意味をもつたった15の動詞を使いこなし、コミュニケーションがおこなわれているそうです。
単語のコアイメージを捉える
「そんなにたくさん意味があるんじゃ覚えられないよ」という人のため、同著では単語の“コアイメージ”を伝授。
中学校で日本語で「作る」という意味だと教わる英単語「make」には「(人や考えを)変化させる」「行動する」といった意味もあり、それぞれに共通するイメージは「ゼロから何かを作り出す・生み出すのではなく、すでにある素材に手を加えて形や行動、状態などを『作る』」ということ。
この核(コア)となるイメージから派生・発展し、さまざまな意味で使われているそうです。
このように、15動詞を1つひとつ、最大5つを取り上げて意味や使い方を紹介しています。
同社は、刊行にあたり「この15動詞さえマスターすれば、日常生活ではほぼ困ることのない表現力が身につきます。英語で話したり書いたり、SNSでやりとりしたり、海外ドラマや映画を観るのが楽しくてたまらなくなるでしょう」とコメントしました。
値段・Amazonでの予約購入先
同著は、1,430円(税込)。
著者の詳しいプロフィール
デイビッド・セイン David Thayne
米国出身。米国の証券会社に勤務後、来日。「日米ネイティブ」として、日常会話からビジネス英語、TOEICまで幅広く指導中。日本人の得手不得手をしっかりふまえた英語学習法で世代を問わず支持されている(著書の累計部数は400万部超)。
日経・朝日・毎日新聞・Japan Timesなどでの連載や、オンライン英語学校ワールドフレンズ主宰、英語教材やコンテンツの制作等を手がける。
著書は、『10年ぶりの英語なのに話せた! あてはめて使うだけ 英語の超万能フレーズ78』(アスコム)、『58パターンで1200フレーズ ペラペラ英会話』(主婦の友社)、『その英語、ネイティブはカチンときます』(青春出版社)など。