自宅でスマホやパソコンを使ってネット検索しているときに、「何となく以前よりネットが遅いな……」と感じたことはありませんか? もしかすると、Wi-Fiルーター(親機)の調子が良くないのかもしれません。そのようなときは、Wi-Fiルーターを少しいじるだけで、元の速度を取り戻すことができるかもしれませんよ!
【1】まずはWi-Fiルーターを再起動してみよう!
「どうも最近、自宅のネットが遅い、つながりにくい……」と感じたことはありませんか? そのようなときは、Wi-Fiルーター(親機)に原因があるのかもしれません。
「Wi-Fiルーターを触るなんて怖い」と思う人も多いでしょうが、そこまで怖がる必要はありません。
そもそも「Wi-Fi(ワイファイ)」とは、Wi-Fiルーター(親機)が電波を発信して、その電波をクライアント(子機)=スマホやパソコンが受信することでネットに接続しています。
もし、ネット回線の速度が遅かったり、つながりにくいのなら、Wi-Fiルーター側に何かしら問題がある場合も考えられます。
そこで、最初に試したいのが「Wi-Fiルーターのリセット(再起動)」です。Wi-Fiルーターに電源ボタンがあればオフ→オンにして再起動してみましょう。
もし、電源ボタンがない場合は、コンセントを抜いて数十秒待ってから挿し直しましょう。Wi-Fiルーターが再起動してから2〜3分待てば、再びキチンとWi-Fiにつながっている可能性があります。
もちろん、再起動してもWi-FiのSSIDやパスワードなどが初期化されたりすることはないので、安心してください。
Wi-Fiルーター本体に電源ボタンがあればオフ→オンにすれば再起動できます(写真左)。電源ボタンがない機種はコンセントを抜いて、数十秒待ってから差し直せばOKです(写真右)(写真はバッファロー公式サイトより転載)
【2】ファームウェアの更新で不具合を解消する
次に確認したいのが、Wi-Fiルーターのファームウェアの更新があるかどうかです。
ファームウェアとは、電子機器のICチップに書き込まれた基本プログラムのこと。
たとえば、電子機器に不具合がみつかった場合、新しいファームウェアに書き換えることで不具合を解消できるほか、新しい機能を追加するようなことも可能です。
もちろん、Wi-Fiルーターもこのファームウェアを書き換えることで不具合が改善され、速度が速くなる可能性があります。
通常は、Wi-Fiルーターの設定画面でファームウェアの更新ボタンを押すだけで自動的にアップデートしてくるので、初めてでも難しくはないでしょう。