自然の中で走ることで心身の健康やストレス解消に効果的なトレイルランニング。近年人気になってきており、興味のある人も多いのではないだろうか。

しかし、トレイルランニングは、様々な地形や気象条件に対応する必要があるため、シューズのフィット感や安定性は非常に重要な要素となる。そこで注目されているのが、BOA Technology社が開発した「BOA PerformFit Wrap構造」という革新的なフィットシステムだ。

革新的なシューズフィッティング技術

「BOA PerformFit Wrap構造」は、シューズのアッパー部分に配されたダイヤル式の装置で、微調整できるようにしたもの。このシステムを使うと、中足部を包み込んでフィットさせることが可能になり、優れたヒールロック、ミッドソールとの接続強化、前足部の自由度の向上を実現することができる。

BOA Technology社は、アスリートが「ダイヤルド・イン」して最高のパフォーマンスを達成できるように、世界のトップブランドと提携して高性能フィットソリューションの開発に情熱を注いでいるという。

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「BOA PerformFit Wrap構造」でパフォーマンスを最大化

BOA Technology社は2018年にパフォーマンスフィットラボという研究施設を設立。これまでに2,000以上の科学的テストを実施し、BOAフィットシステム、特に「BOA PerformFit Wrap構造」を適用した製品の、パフォーマンス上の利点を検証する論文を発表した。

その中で、同じレベルの運動で最大1.5%のスピードアップを達成すること、足首のローテーション速度が最大7%減少し、安定性と一貫性が向上することがわかっている。その上、方向転換の効率が最大9%向上し、急速な加速と減速が可能になることを実証した。

また、BOAの所属アスリートでプロのウルトラトレイルランナーであるディラン・ボウマン氏は「今のところ、BOA以外は考えられません。フィット感がすべてだからです。これなしで、トレイルシューズのデザインに携わったり、ウルトラトレイルを走ったりすることは考えられませんでした」と語っている。

この研究からわかるように、「BOA PerformFit Wrap構造」は、トレイルランニングにおいてスピードや安定性、運動効率などのパフォーマンスを向上させることが科学的に証明されている。また、トレイルランナー自身もこのシステムの利点を実感しているのも心強い。

なお、BOAフィットシステム、特に「BOA PerformFit Wrap構造」は、高性能トレイルシューズ以外のアクティビティにおいても、パフォーマンス志向製品に搭載することにより恩恵を生むという。アクティビティの例としては、コートスポーツ、ロードランニング、トレーニング、ハイキング/トレッキング、スノースポーツ、ワークウェアなどがある。

選択肢の一つとして、「BOA PerformFit Wrap構造」を搭載したシューズを覚えておいてほしい。

SCARPA RIBELLE RUN KALIBRA

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BOA Tecnology Inc.:https://www.boafit.com/ja-jp/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000050091.html

(akihiro takeji)

万全の状態に仕上がる状態