過去の衛星画像も提供

こうした新規の撮影に加え、「AxelGlobe」に蓄積された2019年以降の衛星画像データから、希望のエリア(地域・地区・番地など)や撮影時期のものを探し出し、切り出して提供することもできます。

既存のデータを活用するため、依頼日から4日前後でスピーディに納品することができ、コストパフォーマンスに優れています。

取り寄せた衛星画像データもまた、広告・出版・教育・AI機械学習用の教師データなど、さまざまな用途で活用することが可能。

価格は、アクセルスペースが独自に定める、地球全体を約5km×5kmの正方形で区切った範囲を「1セル」とし、衛星画像の撮影範囲によって異なるようです。

ストック素材販売サイトで衛星画像を順次販売

アマナイメージズが運営するストック素材販売サイト「amanaimages.com」では、2023年9月より、アクセルスペースの衛星画像47点を順次、販売開始します。

世界の主要都市や、世界各地の砂漠・湖・山・氷山などさまざまな地形、NDVI(Normalized Difference Vegetation Index/正規化植生指数)データと呼ばれる植生の分布状況や活性度を可視化した画像など、衛星画像ならではのビジュアルになっています。

そして今後も、ニーズの高い場所を中心に、点数を増やしていく見通しです。

(文・Higuchi)