国産のOEM車5選
国産で販売されているOEM車5選は以下の通りです。
- トヨタ ライズ(ダイハツ ロッキー)
- ダイハツ アルティス(トヨタ カムリ)
- スズキ ランディ(トヨタ ノア)
- マツダ フレア(スズキ ワゴンR)
- 三菱 デリカD:2(スズキ ソリオ)
トヨタ ライズ(ダイハツ ロッキー)
トヨタ ライズ
「トヨタ ライズ」は、「ダイハツ ロッキー」のOEM車。基本スペックは同じですが、フロントフェイスは若干異なっています。
OEM車のなかではダントツの人気を誇るクルマです。
ダイハツ アルティス(トヨタ カムリ)
ダイハツ アルティス
ダイハツの”最上級セダン”の「アルティス」。あまり知られていないクルマですが、「トヨタ カムリ」のOEM車です。
街中で見かけることはほぼなく、”激レア”のOEM車といえます。カムリは2023年12月に国内販売を終了することがアナウンスされており、同時にOEM供給されているアルティスも販売終了となります。
スズキ ランディ(トヨタ ノア)
スズキ ランディ
「スズキ ランディ」は、「トヨタ ノア」のOEM車。以前は「日産 セレナ」からOEM供給を受けていましたが、2022年8月からノアのOEM車となりました。
ノアのグレードは「X」「G」「Z」「S-G」「S-Z」の5つ。一方でランディのグレードは「G」のみとなっています。
マツダ フレア(スズキ ワゴンR)
マツダ フレア
「マツダ フレア」は、「スズキ ワゴンR」のOEM車。グレードは柔和な印象を与える「XG」、スポーティさを演出する「XS」「XT」をラインアップしています。
ユーティリティはワゴンRに準じており、非常に使い勝手の良いクルマです。
三菱 デリカD:2(スズキ ソリオ)
三菱 デリカD:2
「三菱 デリカD:2」は、「スズキ ソリオ」のOEM車。デリカD:2がソリオ、デリカD:2カスタムがソリオバンディットに対応しています。
エクステリアの違いは、エンブレム類のみ。ボディサイズや広々とした室内空間など、ソリオと同じ実用性の高さを持っています。
OEM車を買うのに向いてる人
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デメリットに対してメリットが大きいOEM車。だからといって誰にでもおすすめできるわけではありません。
もしかしたら“OEM車を購入して失敗した”という方もいるでしょう。せっかく車を購入したのに、OEM車だからという理由で後悔しないように、OEM車を買うのに向いている人の特徴をまとめてみました。
向いている人①:コストパフォーマンス重視の人
メーカーや、ブランドにこだわりがなく、コストパフォーマンスを重視する人はOEM車の購入に向いています。相違点といえばエンブレムしかないオリジナルとOEM車。
それでいて販売価格が安かったり、納車が早いのであればコストパフォーマンスはOEM車に軍配が上がります。
中には販売価格も納期もオリジナルと変わらないOEM車もあるものの、検討してみる余地はあるはずです。
向いている人②:人とは違う車に乗りたい人
OEM車はあえて人とは少し違う車に乗りたい人にも向いています。OEM車には、オリジナルにはない特別仕様のオプションが用意されていたりする場合があります。
ただでさえ知名度が低いOEM車が、OEM先メーカーの特別仕様車になっていれば、それはもう周囲の目を引く一台になっているはず。
恐らく街中で同じ仕様の車に出会うことも少ないでしょう。人とは違う個性的な車に乗りたい方は、OEM車の購入に向いています。
向いている人③:OEM先のメーカーにこだわりがある人
OEM先のメーカーにこだわりがある人にとっては、購入車種の選択肢が増えるのでOEM車の購入に向いています。
車好きの方に意外と多いのが特定のメーカーにこだわっている方。そんな方にとってはOEM車は貴重な存在です。
例えば、ダイハツが好きだけれどトヨタ プリウスαが欲しいと思えば、ダイハツ メビウスがありますし、スバルが好きだけれど、ダイハツ ムーブが好きならスバル ステラがあります。
このようにOEM設定があれば、こだわりのメーカーの車を選び続けることができるので、車種よりもメーカー重視なロイヤルカスタマーの皆様はOEM車の購入に向いています。