スズキの傑作コンパクト『スイフト』は2023年秋に登場する見込み
スズキの世界戦略車である『スイフト』は、高い基本性能をもったコンパクトカーとして、日本国内だけでなく世界各国から高い評価を得ているスズキを代表するモデルです。2016年12月に3度目のフルモデルチェンジを迎え、4代目となる現行モデルがデビューしました。
その『スイフト』のスポーツモデルで“スイスポ”と呼ばれる『スイフト スポーツ』は、素性の良い『スイフト』をベースにさらに走りを磨いたモデルで、軽量・コンパクトな車体と高い基本性能がモータースポーツの初心者はもちろん上級者からも愛されています。
『スイフト スポーツ』は初代スイフトの代から販売されていて、現在販売中の『スイフト スポーツ』は『スイフト』と同じく4代目にあたるモデル。『スイフト』よりも少し遅れ、2017年9月13日に発表されました。2023年はフルモデルチェンジから6年を迎えるとともに、『スイフト スポーツ』の誕生から20年の節目の年となります。
『スイフト』はすでに5代目にあたる新型車と思われるテストカーが目撃されており、その登場も2023年秋頃、もうまもなくと予想されていますが、『スイフト スポーツ』の次期モデルに関する情報も新たに寄せられました。
フルモデルチェンジではなくマイナーチェンジを実施？5代目登場はあるのか
MOBY読者の方から寄せられた情報によると、『スイフト スポーツ』はフルモデルチェンジではなくマイナーチェンジが近々実施されるようです。ベースの『スイフト』は5代目に刷新されると思われるものの、『スイフト スポーツ』はまだ4代目モデルの販売が継続されることになります。
さらに、『スイフト スポーツ』はフルモデルチェンジせず、このまま4代目でモデル終了になるのではないかと一部販売店の中で噂されているとし、その理由として年々厳格化する規制に対応していくと『スイフト スポーツ』らしさは保てなくなるということが挙げられているようです。
また、フルモデルチェンジを受けたとしても、マニュアル・トランスミッションの設定がなくなるおそれがあるともされ、これが事実であれば4代目モデルが『スイフト スポーツ』にとって最後のモデル、また「MT車」になります。
いずれにしても、これまでのモデルサイクルでは先に『スイフト』が発表され、おおむね1年後に『スイフト スポーツ』がデビューするという順番で行われてきました。そのため、『スイフト』は遅くとも年内までにはフルモデルチェンジが発表する見込みですが、そのときに『スイフト スポーツ』に関する情報が出なくとも、ただちに『スイフト スポーツ』の販売が終了となることはないでしょう。
文・MOBY編集部／提供元・MOBY
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