テンヤでキツネフエフキも
今回の遠征で目的のひとつとしていた魚がとれたので、改めてテンヤタックルに持ち替えた。誘いのスピード・高さを微妙に変えながらエサをコントロールしているとコンコンのアタリから突然ロッドを水中に引き込まれた。
最初の突っ込みを何とか止め、ギリギリまで曲がったロッドとフルに締め込んだドラグで力勝負だ。何とか底を切ることができたので、少しだけドラグを緩めてやり取りを続ける。茶色い、そして長めの魚体。その体形から分かるようにトルクとスピードを併せ持ったウムナガー(キツネフエフキ)だ。この魚も今回テンヤで最も釣りたかった魚だ。

夕方、帰港途中ではスーパーナブラに遭遇、キャストしたジグには面白いようにブルーランナー(ツムブリ)がヒットし続け初日は終わった。
沖縄・座間味島の大物対決を満喫
2日目もテンヤでウムナガーを追加でき、SLJでは「無限ナガジューミーバイ(ひたすら釣れ続く)」を楽しめた。
沖縄のテンヤは、まず何が掛かるか分からない。さらに釣れる魚は掛かるとほぼ根に突っ込む。そのためドラグ調整をしっかりしておかないと瀬ズレでサヨウナラになってしまう。本州のテンヤとはまた違ったダイナミックさが魅力だ。


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<週刊つりニュース西部版 高原 稔/TSURINEWS編>
▼この釣り船について
遊漁船 一颯(いぶき)丸
遊漁船 一颯(いぶき)丸
この記事は『週刊つりニュース西部版』2023年8月18日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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