瞬きを忘れるほどの美しさ、カラダの芯まで伝わる炸裂音……。約3,000発の花火が夜空と水面を華やかに彩る「熱海海上花火大会」が、9月は18日(月・祝)と30日(土)に開催される。

網代温泉観光協会に加盟しているホテルや旅館などでは、宿泊ゲスト専用の特別観覧席や現地までの送迎を含めたスペシャルプランを設定。宿泊予約は、各施設の公式サイトなどで受付中だ。

地形的なメリットを活かした“体感型の花火”

1952年(昭和27年)に始まった同花火大会は、夏だけではなく、年間を通して15回以上も開催されている熱海の風物詩。

大きな特徴のひとつは、三面を山に囲まれたすり鉢状の打上会場にある。花火師も絶賛する、大きなスタジアムのように花火の音が響きわたる熱海湾のロケーションは、自然からの贈り物と言ってもいいだろう。

同花火大会では、地形的なメリットを最大限に活かし、見るだけではない“体感型の花火”が展開される。

瞬きを忘れる「大空中ナイアガラ」

毎開催ごとにフィナーレを飾る、「大空中ナイアガラ」も圧巻だ。

コンピュータに制御された高精度なスターマインは、銀色の花火が夜空を埋め尽くし、真昼のように明るく輝く。その美しさと迫力には、興奮や感動を覚えることだろう。

特別観覧席は9月までの設定になっているものの、同花火大会は10月14日(土)、11月19日(日)、12月3日(日)、12月23日(土)にも開催予定。彼女と一緒に、熱海ならではの新鮮な魚介類や温泉なども満喫しながら、夢のような一夜を過ごしてみたい。

熱海海上花火大会 2023
開催日:9月18日(月・祝)、 9月30日(土)、10月14日(土)、11月19日(日)、12月3日(日)、12月23日(土)
※雨天決行
※9月30日(土)、11月19日(日)、12月23日(土)は、通常プログラムに加え「二尺玉(各日1発)」の打上げあり
時間:20:20~20:40
会場:熱海湾(熱海港7.5m岸壁~海釣り施設)
特別観覧席(宿泊ゲスト専用):熱海市渚町地先 親水公園・第2工区海側ならびに第3工区・渚小公園前

(zlatan)