この画家、ミュシャ同様ベルナールのお抱え的な存在。パレ・ガルニエのフォワイエ天井画やブルス・ド・コメルスのドーム天井画も手がけているそうで、これぞ正統派サロン!的な画家だったのでしょう。ベルナールの肖像画は、正統の中にショービズならではの蠱惑的な華やかさも描かれていて、目を惹かれる。
自身も絵を描いていて、なかなかお上手。多彩なアーティスト。
”サラ・ベルナールって、バレエ作品の題材になるよね。パリでだれかいい振付家が手がけてくれればいいのにね〜”とおしゃべり。バレエ作品になったら、誰がこの役踊れるかしら?

ルネ・ラリックデザインのコスチュームジュエリー。これ見たくて来た。”もしも一つもらえるなら”は、もちろんこのハスの花。
ルネ・ラリックデザインのコスチュームジュエリー。これ見たくて来た。”もしも一つもらえるなら”は、もちろんこのハスの花。

セーヌを渡っておうちに帰ろう。
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2023年6月15日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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