「Timberland(ティンバーランド)」の象徴であるイエローブーツが誕生50周年を迎える中、記念プロジェクト「フューチャー 73」の第4弾が華々しく登場。
今回のコラボレーションでは、5月の第2弾ぶり2度目となる英国ストリートシーンを牽引するデザイナーで2015年に自身のブランド「ア・コールド・ウォール(A-COLD-WALL)」を立ち上げたサミュエル・ロス氏を再び招聘した。
彼の独自の視点から再解釈されたイエローブーツとスリーアイ クラシックラグはもちろんのこと、多彩なアパレル類もラインナップに加わっている。
定番のブーツを再構築
今回のコレクションは、前回に続き機能性と人間工学の可能性にインスパイアを受けたイエローブーツとスリーアイ クラシックラグ、さらに複数のアパレルアイテムで構成されている。
イエローブーツは、従来のシューレースシステムを排除し、サイドジップ仕様へ大幅にアップデート。その上、プレミアムレザーのアッパーをシックなブラックに変更し、ヒール部分にはコラボレーションの証である両ブランドのロゴをデボス加工で施している。
一方、スリーアイ クラシックラグは、アッパーを耐久性の高いネイビーのリップストップ生地に変更し、内部のライニングに「ゴアテックス(GORE-TEX)」を組み込むことで優れた防水性を備えている。
7種類のアパレルも展開
また、アパレルのラインナップには、チョアジャケットと中綿入りベスト、オーバーサイズシャツ、カーゴパンツ、2種類のスエットシャツ、そしてニットなど、全7タイプを提案。これらの多くは手作業による製品染めやプリント加工を施されており、どれも「ア・コールド・ウォール」らしい独特な退廃的でありながらも魅力的なデザインに仕上げられている。
「ティンバーランド」×サミュエル・ロス氏の「フューチャー 73 コレクション」の第4弾は、8月30日(水)から「ティンバーランド」の公式オンラインストアや直営店、さらにはKith Tokyoでも販売される予定だ。
「ア・コールド・ウォール」らしい退廃的で独特なデザインが際立つ今回のプロジェクト。ファンならずとも必見である。
(akihiro takeji)