超古代に宇宙人が地球に飛来し、人間を創造し、超古代文明を授けたとする「古代宇宙飛行士説」は各種の宗教や信仰に重なる部分が多いといわれている。つまり神は宇宙人であるという仮説だ。そう考えるに足る宇宙人と聖書の関係性は、ヒストリーチャンネルの人気シリーズ「Ancient Aliens」によれば少なくとも4つあるという――。
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「エノク書」と宇宙人の予言
旧約聖書の1つであり、非正典のユダヤ教文書である「エノク書」は、エノクの天の旅と、神聖な人物と地球とのつながりについて彼が受けた啓示が語られている。
神聖な人物がこの世を去って再び戻ってくるという概念は、ユダヤ教における「エリヤの帰還」やキリスト教における「イエスの帰還」など、さまざまな宗教的伝統に共通している。
これらのストーリーは地球外生命体についての言及なのだろうか。天界や天上とは宇宙人が暮らす惑星であり、エノクらは宇宙人の招きでUFOに乗って彼らの惑星を訪れて暫し滞在し、そこで“予言”のもとになる知識を授けられたのだろうか。
天界や地獄、最後の審判、ノアの大洪水についての予言などが語られている「エノク書」は我々の“生みの親”である宇宙人によって仕組まれた人類に課されたプログラムであるのかもしれない。