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本格的なハイキングコースから、バリアフリーな散策路まで
周りには点々と古城が
本格的なハイキングコースから、バリアフリーな散策路まで

アイフェル国立公園内には、短い散歩コースから、数日がかりのハイキングまで、さまざまな散策路が整備されています。合計すると240kmに及ぶこれらのコースのうち、サイクリングも可能なルートは140km、乗馬可能なルートも65kmあります。
青く輝く湖を見下ろすポイント、木々を通る風の音を聞きながら歩く川沿いの道、可愛い村や古い修道院など、途中には見どころも点在しています。

アイフェル国立公園の外郭にあたる町々には、国立公園のインフォメンションセンターが建っています。場所は、北のニデッゲン(Nideggen)から、公園を中心に時計回りでハイムバッハ(Heimbach)、ゲミュント(Gemünd)、ヘーフェン(Höfen)、ルルベルク(Rurberg)の5か所です。

また、公園の真ん中にある上述フォーゲルザングIP駐車場からも5~15kmのハイキングコース数本にアクセス可能です。
特筆すべきは、バリアフリーに整備された『ワイルド・カーメーター(Wilder Kermeter)』トレイルです。車いすでも通れ、目が見えにくい人でも手で触れるなどして森を感じるよう工夫がされています。ウルフト湖北側にあります。駐車場からも近く、ベビーカーで散策する家族の姿も見られました。

アイフェル国立公園
周りには点々と古城が
アイフェル国立公園近くには、古城も多く建っています。ハイキングの途中で立ち寄れる場所も少なくありません。時間と体力に余裕がある方には、寄り道をお勧めします。ハイムバッハのお城もニデッゲンのお城もレストランなどに使われていて一般の公園同様、入場は無料です。

その他にも、立ち寄って損はない可愛らしい町が近隣にはたくさんあります。ハイキングの中休みには、ぜひドイツの可愛い村々もお楽しみください。
文・写真・冠ゆき/提供元・たびこふれ
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