クレイドルマウンテン



クレイドルマウンテン国立公園(クレイドル・マウンテン-セント・クレア湖国立公園)は世界遺産に登録されているタスマニア原生地域のハイライトであり、オーストラリアで最も美しい国立公園のひとつです。
クレイドルマウンテンエリアにはトレッキングコースがたくさん整備されており、初心者から上級者まで多くの人が大自然の中でのトレッキングを楽しんでいます。
森の中を約20分歩くウォーキングコースはちょっとしたお散歩に最適ですが、私の一番のオススメは「ダブ湖周遊コース」です。木道が敷かれた一周約5.7kmのコースで歩きやすい道ですが、ところどころアップダウンがあり、一周約2.5時間かかるコースとなっています。一周全部回らなくても十分美しい景色を楽しむことが出来るので、2時間以上は自信がないという方は、途中で引き返しても全然問題ありません。
私が訪れた日は、「最高」という言葉以外見つからない程の晴天に恵まれ、絵葉書のような絶景に魅了されました。山の天気は変わりやすく降水確率も高いので、ここまで美しいクレイドルマウンテンを見ることができ、興奮と感動で胸がいっぱいでした。
タスマニアの美味しいもの
タスマニアは"世界一空気がきれいな場所"とも言われ、その大自然の中で育った美味しい食材が豊富な場所でもあります。
1. タスマニアビーフ

タスマニアの自然の中で、成長ホルモン剤、抗生物質などを使わず、牧草を食べて育った牛です。厚切りのステーキで食べるのが本場!ほどよい歯ごたえがあります。
2. シーフード

タスマニアでは新鮮で絶品のシーフードを食べることができます!中でも一番の名物といえるのが「牡蠣」です。牡蠣の養殖が盛んで、いろんなレストランで食べることができます。小ぶりですが、身が引き締まっていて濃厚な味です。白ワインとの相性も◎
3. ワイン


オーストラリアのワイン産地としては小さな地域ですが、160軒程のワイナリーがあり、様々なコンテストで受賞しており、ワイン界でもタスマニアワインは注目されています。冷涼な海洋性気候で、ピノ・ノワールやシャルドネが多く生産されています。
4. ビール

ワインだけでなく、ビールも美味しいんです。タスマニアを代表するビールといえば、「カスケード」と「ジェームスボーグ」です。
「カスケードビール醸造所」はオーストラリア最古のビール工場で、1832年に創立され、今なお稼働している貴重な醸造所です。そして「ボーグスブルワリー」は、ロンセストンに本拠地を置く醸造所です。
どちらのビールも日本のビールより苦みが少なく、すっきり飲みやすい印象でした。最近では地ビールも多く作られており、ボトルショップで購入できるので、是非いろいろな銘柄を試してみてください。