みずがめ座付近で不可解な発見があった。国際宇宙ステーションに似た未確認の天体が存在することがわかったというのだ。
YouTubeチャンネル「RapiTV」が、Google Skyで観測された奇妙な物体を共有した。それは約300×100×60メートルの大きさで、土台となる骨組みの上に直方体の構造をしており、その上に2つの塔のようなものが見えるという。


自然物らしからぬ姿に「宇宙人基地」「地球外生命体の宇宙ステーション」ではないかという疑惑が浮上。ブログ「UFO Sightings Hotspot」は、この天体について「正体を突き止めるのは難しいが、従来の天体とは異なる明確な直方体の構成から、これは本当に人間か非人間によってコントロールされた宇宙ステーションかクラフトだろうと思われる」とコメントしている。
しかもこの天体が存在するのは地球がある天の川銀河だというから驚きだ。彼らは思いのほか“近く”にいるのかもしれない。
だが、宇宙人がそれほど近くにいながら、なぜまだ公式には宇宙人は発見されていないのか。イタリアの物理学者エンリコ・フェルミが1950年代に提唱した「フェルミのパラドックス(Fermi paradox)」では、地球外文明が存在する可能性の高さと、そうした文明との接触の証拠が公式には皆無であるという事実の間にある矛盾が指摘された。最近では実業家のイーロン・マスク氏もフェルミのパラドックスの帰結として「宇宙人はいない」と持論を述べている。
宇宙ステーションを保有できるレベルの宇宙人がいるならば、彼らの技術力は人類と同等かそれ以上だろう。それならば少なくとも電波信号の送受信などで自分たちの存在を相手に知らせることができるはずだ。
ただし、それは向こうが人類への関与を望んでいる場合に限る。彼らがすでに人類の存在を認知していたとしても、接触にメリットを見出せず、場合によっては“攻撃な”人類との間で争いが起こる可能性も考慮して、意図的に接触を避けているということもあるだろう。
そう考えると、フェルミのパラドックスには無邪気な前提があると言わざるを得ない。「地球外知的生命体は人類と接触するはずだ」という前提である。接触を避けているなら、宇宙人と遭遇していないからといって、彼らが存在しないということにはならない。
ところで、もし今回発見されたものが宇宙人基地だとしたら、彼らは人類に見つかったことに大きな危機感を覚えるかもしれない。幸いまだ大きなニュースにはなっていないが、NASA(アメリカ航空宇宙局)やSETI(地球外生命探査)が接触を試みたら、パンドラの箱を開けることになることも考えられる。注意深く見守っていきたい。
参考:「UFO Sightings Hotspot」
文=S・マスカラス(TOCANA編集部)
提供元・TOCANA
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