使われずに眠っている着物や帯をアップサイクルしたシューズを展開する「Relier81(ルリエ エイトワン)」が、初となるメンズ向けシャツのポップアップストアを大阪髙島屋CSケーススタディにて8月23日(水)~9月5日(火)の期間、開催する。
同ブランドが初めて手掛けたメンズシャツをチェックしに、同ポップアップストアへ足を運んでみては。
着物や帯のアップサイクルに取り組むブランド
フランス語で「結ぶ」を意味する“Relier”に、日本の国番号“81”を繋げてブランド名とした「Relier81」には、“日本と世界を結ぶ”という想いが込められている。
日本の伝統や文化・職人の技術を永く大切に残していきたいという信念のもと、2018年に京都を拠点に立ち上げられた、着物や帯のアップサイクルに取り組むブランドだ。
着物を着る機会が少なくなった現代では、使われることなく眠っている美しい着物や帯が溢れている。「カタチ」を変えることでもっと身近に取り入れてもらいたい、商品が日本の伝統文化に触れるきっかけになってほしいと考え、現在はレディースシューズをメインにシャツやパンツ、バッグといったアイテムを展開している。
桐たんすで着物や帯を保管するという昔からの日本の文化にちなんで、シューズはブランドネームの焼印が入った桐箱に入れてユーザーのもとに届ける。
新たにシャツやパンツ、バッグをリリース
今年5月に5周年を迎えた同ブランドは今シーズンより、シューズのみの展開から新たにシャツやパンツ、バッグといったアイテムもリリース。
使われずに眠っている着物や帯をアップサイクルし、より身近に取り入れやすいアイテムを開発。シャツにおいては、ブランド初となるユニセックスアイテムとして販売をスタートしたところ、男性客の購入が大半を占めたことで、よりメンズ向きのサイズへと変更した。
ユーザーの声にクイックに反応し完成した新たなパターンをいち早く、同ポップアップストアでは試すことができる。
道行コートを解き、洗い、新たに再構築
「MICHIYUKI SHIRT」は、着物の上に羽織る道行コートを解き、洗い、新たに再構築した商品だ。一枚から一着しかできないシャツは、贅沢な絹仕様。
着物とはまた違った柄行が印象的な同商品では、少しサイケデリックな色や柄を楽しむことができ、日本の生地の奥深さと新たな一面を発見できる。
今回のパターン変更では、着物ならではの幅の狭さはありながらも、身幅を最大限に出し、よりゆったりとしたサイズ感に仕上げている。その分、着丈に調整を加えた2サイズの展開だ。
道行コートを新たに再構築した「MICHIYUKI SHIRT」を手に入れて、大人のゆとりを感じる着こなしを楽しんでみてはどうだろう。
MICHIYUKI SHIRT
価格:26,400円(税込)
Sサイズ:着丈70cm 肩幅55cm 身幅59cm 袖丈22.5cm
Mサイズ:着丈74cm 肩幅57cm 身幅63cm 袖丈24cm
ルリエ エイトワン ポップアップストア
会期:8月23日(水)~9月5日(火)
会場:大阪髙島屋3階 CSケーススタディ
所在地:大阪府大阪市中央区難波5丁目1-5
営業時間:10:00~20:00
(角谷良平)