渡し船でしか行けない、伊豆の秘境を巡る旅へ。

南伊豆町に位置するリゾートホテル「休暇村南伊豆」は、「ヒリゾ浜」を舞台に現地在住ガイドが案内するプログラム「ヒリゾ浜でシュノーケリング体験」を、9月1日(金)から22日(金)までの期間限定で実施する。

伊豆随一の透明度ともいわれるシュノーケリングの聖地で、唯一無二の体験をしてみよう。

ジオパークにも登録される、秘境「ヒリゾ浜」

石廊崎と中木の境にある「ヒリゾ浜」は、国内で25番目のジオパークに登録された、抜群の透明度を誇る海岸だ。渡し船でしか行くことのできない独特の地理的環境であること、付近に川などがないこと、伊豆半島最南端の海岸で黒潮の通り道となっていることなど、さまざまな条件が重なり、日本有数の美しい海水浴場となっている。

また、貴重なエダサンゴが群生し、豊かな黒潮の影響により南国の季節来遊魚も周遊することから、「シュノーケリングの聖地」の愛称も。特に9月は、黒潮からの暖流が流れてくるため、海水温が上がり、水中の透明度・魚の種類・魚の数など、条件の良い日が多いとも言われている。

シュノーケリング体験は南伊豆在住のガイドが案内

「ヒリゾ浜でシュノーケリング体験」は、南伊豆在住であり、「キャプテン」の愛称で親しまれる海士(あま)でエコサーファーの堀直也氏がガイドを担当。同氏はグリーン・ツーリズムインストラクターや、自然活動全国体験指導者の資格に加え、JOLA2018優秀賞などの受賞歴も保持している。

なお、プログラムの開催は9月1日(金)~22日(金)の月・水・金曜日となり、開催時間は9:00~14:00。料金は15,000円で、1人での参加は2,500円増しとなる。定員は2~6人だが、参加できるのはシュノーケリング経験のある中学生から64歳までの人のみだ。定員に達しない場合は不催行となるため注意しよう。

「休暇村南伊豆」自慢の料理を楽しむ「グランビュッフェ」

「休暇村南伊豆」では、利用者の目の前で調理するオープンキッチンの握り寿司や天婦羅に加え、金目鯛の煮付け(切身)やさざえのつぼ焼き、ローストビーフなど約50種類のメニューが並ぶビュッフェも提供している。

「グランビュッフェ」を味わえるのは夏期期間を除いた、9月4日(月)以降の通年。また、価格は1泊2食16,500円(税込)~となる。秘境でのアクティビティに加えて、現地の新鮮な海の幸で心も体も満たされてみては。

休暇村南伊豆
所在地:静岡県賀茂郡南伊豆町湊889−1
アクセス:伊豆急下田駅からバスで約25分

(綱嶋直也)

平日和室2人1室利用時の、1人分の価格