私事ではあるが、この夏に7年間乗った車とお別れすることとなった。その総走行距離数は30万キロ。地球1周で約4万キロといわれており、その距離で割ると実に地球7周半以上という距離であった。そんな愛車との最後の釣行に選んだのが滋賀県の醒井養鱒場。午前5時に家を出て名神高速を利用して午前8時30分のオープンとほぼ同時に到着し、準備に掛かった。今日も暑そう、果たしていい釣果が出るか楽しみだ。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

醒井(さめがい)養鱒場のルアー釣行でニジマス68匹【滋賀】高水温で低活性か

エリアトラウト釣行

準備をしていると放流トラックが来て放流をはじめた。少し出遅れた感はあるが、馴染むまでの時間を準備に当てていると考えて焦らずルアーを結ぶ。

持ち込んだのはいつもの3本でスプーン用の999.9マイスターにマイクロスプーン用のβマグナム、プラグ用の百鬼丸61ULの3本であった。放流開始直後であったのでアタリのスプーンを探すべくサーチを開始する。

アタリが連続しない展開

醒井のトーナメントでは放流狩りに2~3g程度のスプーンが良く使われるようであるが、今日の放流も同じであろうか。まずは2.5gから試すが2匹程釣れたところでアタリが止まってしまった。

セカンドに切り替えたスプーンも1色で数匹が釣れたら反応が悪くなり交換。しばらくの間ローテションを続けるが、全て可もなく不可もなくの状態で釣れていた。

並びの方などは早々にクランクに移行したりミノーのハイフロート釣法をするなどに切り替えていたが陽が高くなるにつれてバイトが少なくなってきた。

極力日陰の場所を選んで入っていたので比較的安定して釣れていたが、徐々に追う距離やボーっと泳いでいるマスの姿が増えてきて活性の下がり具合が見えてきた。この段階で34匹。滑り出しとしてはまずまずか……。

醒井(さめがい)養鱒場のルアー釣行でニジマス68匹【滋賀】高水温で低活性かスプーンでヒットしたニジマス(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

昼食でマス料理を味わう

お昼少し前、反応も少し遠のいてきたタイミングで昼食休憩とした。醒井養鱒場には場内に飲食店が数店あり、ご当地ならではのマス料理を食べられる。今回はルアー釣り場に一番近い店舗でマスの寿司を堪能することが出来た。

養鱒場で育てられるマスを釣り、そして食べる。100%醒井養鱒場を楽しむことが出来た。

醒井(さめがい)養鱒場のルアー釣行でニジマス68匹【滋賀】高水温で低活性かマスの寿司は絶品(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

午後はミノーで攻める

さあお腹も満たしての午後の釣りに入る。最初はスプーンで比較的活性の高い個体を釣っていくが徐々に魚が散らばり始めたタイミングでミノーのハイフロート釣法に切り替えて放流のセカンドのパターンを試していく。

ザッガー50F1からスタートしてイーグルプレーヤー50GJ/slimで動きを変えて釣っていく。やはり高水温のせいか反応は少ない。

醒井(さめがい)養鱒場のルアー釣行でニジマス68匹【滋賀】高水温で低活性かミノーでヒットしたニジマス(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

ミノーの反応が少し止まった段階でクランクベイトに切り替える。最初は派手系カラーのクランクでぽつぽつと拾う事が出来た。時間が経つにつれてレンジが深くなりやはり動きがどんどん鈍くなっているように感じた。

最初の桟橋から川側に移動した。クランクベイトの色も地味系のカラーに変更して反応の良い個体を拾うように釣っていくが今一つ爆発力が無い。

醒井(さめがい)養鱒場のルアー釣行でニジマス68匹【滋賀】高水温で低活性かクランクベイトでヒットしたニジマス(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

今一つパターンが掴めないまま時間だけが過ぎていき気が付けば営業終了を告げるアナウンスと蛍の光が流れ始めた。

最終釣果

ラストまで粘ったが最終は68匹で終了となった。疲れた体を引きずり車へと戻る。この愛車とも最後の釣行となったがそこそこの数で終えることができた。

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<福岡崇史/TSURINEWSライター>

▼この釣り場について
滋賀県醒井養鱒場
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