ニューバランスジャパンが、新作ゴルフシューズ「2002 v1 SL」をニューバランス公式オンラインストアやニューバランス原宿、一部取り扱い店舗から発売した。

同シューズのベースとなったのは、Made in USAのフラッグシップモデルである「MR2002」を元に、重厚なアッパーデザインでアレンジを加えたアジア製モデル「2002R」。

日本でもファンが多いモデルのアレンジシューズだけに、ゴルファーのみならず多くの人の注目を集めそうだ。

スパイクレスのゴルフ専用ソールを搭載した「2002 v1 SL」

今回誕生した「2002 v1 SL」は、ライフスタイルシューズとして人気の「2002R」のデザインを踏襲しつつ、ゴルフ専用アウトソールを採用して機能性をアップさせたシューズ。

アッパーは天然皮革の上質なヌバックとメッシュをコンビネーションで採用。この素材をそれぞれ、「MR2002」のオリジナルカラーで彩色している。

ミッドソールは、衝撃吸収性と反発弾性を兼ね備えたクッショニング素材「ABZORB(アブゾーブ)」を踵部に搭載した。

加えて特筆すべきは、しっかり地面をとらえるスパイクレスのアウトソール。耐摩耗性に優れたラバーコンパウンドを改良した素材「Ndurance(エヌデュランス)」を採用した、長く愛用できる仕様となっている。

ニューバランスの系譜を受け継いだ新モデル

この「2002 v1 SL」のベースモデルや、そのシューズ開発の歴史もあわせて紹介したい。

ニューバランスは1985年の「1300」を皮切りに、以降「1500」「1400」「1600」「1700」と、今もなお高い人気を誇るモデルをリリースし続けてきた。

これらの“1000番台”は、時代の最新テクノロジーを搭載したフラッグシップモデルとしてブランド内でも位置付けられている。

2001年には、21世紀に突入したことにちなんで1000番台の流れを汲んだ2000番台が誕生。2010年には今作「2002 v1 SL」の大元となった「MR2002」が登場した。

2000番台はMade in USAでは製造を終了しているが、2020年にアジア製で「ML2002R」がオリジナルのデザイン、カラーを踏襲し、ソールをアップデートして復刻。その人気は現在も継続中だ。

人気のアッパーデザインを継承しつつ、ゴルフをプレーするための機能性を搭載した「2002 v1 SL」。スパイクレスなので、タウンユース用としても活躍しそうな予感だ。

ニューバランス原宿
所在地:東京都渋谷区神宮前4-32-16

(IKKI)