大人の嗜みの一つとも言えるワイン。ヴィンテージや産地、ブドウ品種などの違いが織りなす世界は奥深く、多くの人々を虜にしている。

しかし、人によってはワインを飲んだあとに頭痛や二日酔いが起きることもあるだろう。実はこの原因は、ワイン中に含まれる亜硫酸やヒスタミンによるアレルギー反応であると考えられている。

この問題を解決すべく米国・Üllo社はワイン中の亜硫酸を取り除ける「Wine Purifier」を開発。世界で3,000万枚の販売実績を持つ同製品が、9月4日(月)に日本にも上陸する。

二日酔いや頭痛の原因を「Wine Purifier」で解決

先述のとおり、ワインによる頭痛や二日酔いには亜硫酸が深く関係していると考えられている。

ワインの醸造過程で必要となる亜硫酸だが、この成分はワインの味わい自体に深みをもたらすようなものではない。つまり、飲用時には不要であり、むしろ味わいを損なう原因になることすらあるという。

「Wine Purifier」は、グラスに置いてワインを注ぐだけで、ワイン中の亜硫酸を取り除ける商品。化学的な“共有結合”という仕組みを用いて、香り成分にほとんど影響を与えず、遊離亜硫酸だけを選別して除去する。

白ワインと赤ワインの成分減少率を比較した実験でも、その効果は証明済みだ。アントシアニンやタンニンの減少率はほんの数%であるのに対し、亜硫酸の減少率は最大で約80%にもなった。

この技術はアメリカ国内では既に特許取得済みであるほか、世界116カ国でも特許認可を受け、多くの国々で注目を集めている。

エアレーター搭載でワインの味わいをまろやかに

「Wine Purifier」はエアレーターも搭載している。そのため亜硫酸を除去したあとは、苦味成分のタンニンの酸化を早めてまろやかにし、香りを引き出す効果が期待できる。

エアレーションにはオン/オフ機能が付いているため、ゆっくりとワインを味わいたい場合はオフにすればOK。好みの味わいのワインを楽しめるのも魅力だ。

安全性にも配慮、使い捨てフィルターだから清潔に使える

「Wine Purifier」はFDA(アメリカ食品医薬品局)の基準に準じて設計されているため、その安全性はお墨付き。

個別包装フィルターは1回限りの使い捨てとなっており、さらに本体は4つのパーツに分解して洗浄できるため雑菌が繁殖する心配もない。いつでも清潔に使用できるのが嬉しい。

専用デカンタとカラフェのセット使いでワインの楽しみが広がる

本製品とは別に、セットで使える専用デカンタとカラフェのセットも用意。さらに、これらのアイテムは有害な鉛を含まないガラスで製作されている。

関連アイテムと合わせて、ワインの味わい向上やアレルギー対策に役立つ、画期的な商品といえそうだ。

(IKKI)