「施行」の読み方

「施行」とはどんな意味?法令関連ではどのようにして用いられる?その読み方は?
(画像=『FUNDO』より 引用)

最後に「施行」の読み方について詳しく見ていきましょう。
これら「施行」は状況によって読み方も変わるのが特徴です。

通常の読み方

通常の「施行」は「しこう」もしくは「せこう」と読まれます。
一般的には「せこう」より「しこう」が広く浸透しています。

そのため、通常は「しこう」と読むのが正しいです。
ただ、例外として「せこう」とも読めると覚えておきましょう。

法律関係者は読み方を変える?

一般的な辞書によると「施行」の読みは「しこう」とされます。
ただし「せこう」とも読むと書いてある辞書がいくつかあります。

特に法律関係者は「強制執行」や「刑執行」などの「執行(しっこう)」と区別するため「せこう」と読む慣用があるのだとか。
その一方、NHKなどの公共放送では工事の「施工」と区別するため「しこう」と読むそうです。
「施工」にも「しこう」「せこう」両方の読みがありますが、メディアなどでは「せこう」と読むと決められています。

例外として、農業にも「通年施行」と呼ばれるものがあります。
これは耕作を1年間休んで土地改良を行うことを言う言葉です。
この場合は「しこう」ではなく「せこう」と読まれます。

このように「施行」は法律のみならず状況によって読み方が変わる言葉と言えるでしょう。

仏教用語における施行の読み方

「施行」は仏教用語で功徳のために物を施すことを意味します。
この場合の読み方は少し特殊で「せぎょう」と読まれます。

仏教における「施行」は施しを行うことを意味する言葉です。
特に善行を積むために僧侶や乞食に施しを与えることを言います。

古くから仏教では善行を積むこと自体が修行となると信じられてきました。
中でも善行を積むことで現世・来世に幸福がもたらされると信じられたのだとか。

それら仏教の世界における「施行」もあると覚えておきましょう。

まとめ

「施行」は実際に行うことを意味する言葉となります。
これらは政策や計画を実行することも意味する言葉です。
ただ、法律などでは「発表~開始」することの意味でも使用されます。

ちなみに、使用される場面で読みも変わるので注意が必要です。
特に「施行」は「しこう」「せこう」という両方の読みがあるので、そちらも併せて覚えておきましょう。

提供元・FUNDO

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